« のらさん | トップページ | 紅葉まつり »

2008年11月27日 (木)

先義後利

大丸の社是には、先義後利という考え方があるようです。G8やAPECで、各国の首脳や専門家が、経済の立て直しを協議しても、なかなか良い手はないようで、株価にしても景気にしても良くなる兆しは見えないようです。

最近の企業の経営目標は、利益がどのくらい、そのために何をするか?という順番で考えるようです。企業の目的は、何でしょう。某社(私の所属している)の企業目的は、世界の人々に新たな感動と豊かな生活を提供することです。言い換えれば、お客さんが感動する商品やサービスを創り出し提供し、その活動による利益を、社会に還元し豊かな生活に活かしていただく。ということと思います。

しかし、グローバル化・大競争という風潮の中で、利益を出し続けないと生き残れない。生き残れなければ、企業目的も何もないといった状況の中で、利益を追求し続けてきたように思います。けっして悪いことでも間違っているわけでもないと思いますが、長続きしない、疲れてしまうような気がします。

このことは、某社だけの問題では無かったようですね。日本中いや世界中が、お金の亡者になってしまい、価値はないはずのお金の価値を高めようとして、過ちを犯してしまった。自分もその一人であることは間違いない。

まだ問題はある。ネット万能信仰である。コンピューターは道具なのに、そのはずなのに、シミュレーションで出た結果をうのみにして、動いていることはありませんか。自分で考えることを放棄していませんか。

先義後利、まず義があるんです。正義の義、義理人情の義です。一肌脱いでやろうじゃないかという精神で、情熱を持って行動すれば、利益は後からついてくる。利益はお金だけじゃありません。信頼というお金で買えないすばらしい利益にもつながります。

言うは易し行うは難しです。先義後利には我慢強さが必要です。そうです。現代人が忘れていることのひとつに我慢することがあります。子供や孫の時代を幸せな時代にしていきたい。そのためには我慢することは我慢しなければいけません。

自分のやりたい職業を探すのではなく、自分に適した仕事を探すのです。自由には責任が、権利には義務が必要です。うまくいかないことを人や社会のせいにせず、まず自分のできることを自分以外の誰かのためにほんの少しやってみよう。

新聞を読みながら、ニュースを聞きながら思わずにはいられない今日この頃です。

|

« のらさん | トップページ | 紅葉まつり »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/526797/43246862

この記事へのトラックバック一覧です: 先義後利:

« のらさん | トップページ | 紅葉まつり »