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2009年2月12日 (木)

父と祖母

今日は、3時までお休み。胃ろうで食事を取っている祖母の定期検診があるのだ。胃ろうというのは、おなかから胃に穴を開けて食事を取れるようにする用具のこと。点滴よりももう少し食事に近い液体を口を通さずに胃に直接入れる。1年前、腰を骨折して入院した頃から食事がうまく喉を通らなくなった。しかし、胃ろうにしてから顔色が良くなった。どうも栄養の吸収が良くなったようだ。92歳の時に認知症で入退院を繰り返し、介護施設に入っている。介護度5である。今年万100歳になった。明治43年の元旦生まれ。もう誰か識別できない。しかし、肉親を見るとにこにこしているように見える。ひょっとしたら、表現は出来なくても、わかっているかも知れない。

介護施設からタクシー(寝台ごと乗れる介護タクシー)で、病院に行く。付き添いは、私と母と介護施設にいる父、父も軽度だが認知症で施設にいる。父はなぜか定期検診のことを覚えていて付き添うといってきかないのだ。父の症状は、妄想と徘徊、真面目一徹で過ごしてきた父は、自分のもらう年金、持っている貯金、税金、生命保険、土地の広さ、価値、境界線の位置、などすべて覚えていて、定期的に確認していないと気が済まない性格だ。趣味は盆栽だけ。健康ですべてのことを把握できているときは良かったが、計算が合わなかったり、自分で把握できなくなってしまってからは、そのことを認めたくない気持ちが勝ってしまったようで、病院や役所のせいにするようになり、ついには泥棒がはいったと言う妄想が始まり、ないものを探す徘徊までするようになってしまった。入院し、安定剤などを処方してもらいながら、現在は薬の力もあり、何とか施設で周りの人といっしょに生活できている。

その父が祖母の検診の付き添いをしたいという。朝、9時過ぎに父の施設へ、その後祖母の施設へ向かう。その後介護タクシーで病院へ。胃ろうの検診はあっという間だ。胃ろうを外し、新しいものに変える。レントゲンでしっかりとりつけられたか確認。周辺の触診をして、問題なければ約20分ですべて終了。

祖母と父を施設に送り届けて、あっという間の1日が終わる。(その後、後援会のあいさつ回りをしたので、正確には3時ころだが・・・。)

認知症の祖母と父、性格もよく似ている。真面目で神経質、100歳と81歳、長生きだ。祖父は92歳の時、頭も体も健康なまま、1週間寝込んだだけでなくなった。遊び人だったという。

幸せとはなんだろう。本当に考えさせられる。

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