人生
エンジンに鳥の群れが入ったトラブルで、ハドソン川に不時着し、乗客全員の命を救ったアメリカのパイロットが、インタビューで感想を聞かれ、トラブルにみまわれてから数分を振り返って、「これまでの努力はその数分のための準備期間だった」といったそうだ。
パイロットは、いつも緊急時に備えた訓練をしておかなくてはならない。パイロットに限らず、どんな職業であっても、調子の良い時や物事が順調に進んでいるときではなく、うまくいかないとき、失敗したとき、トラブルに巻き込まれたときに、その人の真価が分かるという。
しかし、いつ何が起こるかわからないのが人生。人間一人ひとりも、企業も、まさかの時のために体力や知力を蓄えておくことの重要性はおなじだ。今、その真価が問われる。
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