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2009年4月 1日 (水)

入社式

4月1日、今日はどこの企業も入社式である。私の会社も300人くらい?の新人が入社した。昨年の暮れから経済環境が急変して、内定取り消しなどがあり、今年の新人は大変でした。

ローマ人の物語の作者、塩野七生が、ユリウス・カエサルが言った言葉として、「人生の成功は、自分の思いどおりにならないことを、どれだけ我慢したかにかかっている」という一節を紹介している。

人生は、我慢の連続である。愚痴を言いたくなることも多い。社会というのは多くの人が多くの考えを持って運営している。先輩諸氏がたくさんいる中で、自分の思うように出来る筈がないし、自分の思ったことをやってうまくいくかどうかなどわからない。

社会には正解も間違いもないのである。数学でも物理でも、たまたま、考えた理屈が現象にあっているということだけである。出来事は、理屈通りには起こらない。自分の都合の良いようには起こらない。起こった事実を現実を、ありのまま受け止めて、それを将来に活かしていくのが、大人の行動である。

マニュアルは、過去の遺物である。大量生産にはマニュアルは有効だが、新しい時代を築いていくには邪魔になる。過去の成功ではなく、未来の失敗を恐れない行動が大事なのである。

今、社会は目標を失っている。そういう自分にも、社会の目標はわからない。いずれにしても、社会主義の理想も、資本主義の夢も、ある時期には有効だったが、有効期限が切れてしまったことを、この金融危機は証明しているのではないか?経済は再生しないと考えた方が良いと思わざるを得ない。再生ではなく、次の道を探さなくてはならないのだ。

新しい道を探すのは、将来を生きる若者の仕事だ。若者が仕事をし易いように、社会の借金は我々の世代が清算し、どんどん世代交代をしていくべきだ。もちろん失敗の責任を取るのは年寄りの仕事だ。

本年入社した若者たちには、お金以外に、暮らしを豊かにしてくれる”何か”を探しながら、未来の目標を見つけてほしい。

未来を創るのが政治とすれば、その実現の原動力となる若者を支えるのが、新しい道を進む自分の仕事になる。なかなかやりがいがありそうだ。

ところで、私の息子も晴れて某自動車メーカーの入社式に出席することが出来た。自分の息子は、あまり失敗せず無難に生きてほしいと思っている。親バカである。

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