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2009年4月 1日 (水)

親孝行

昨日、施設に入っている父の件で、母と一緒に夕方から相談に行った。相談をしてホッとしたような、親を施設に入れている罪悪感とが交錯した状態の自分の心を感じながら、昨夜は早く寝てしまった。

父はリハビリセンターという、軽度の認知症の方が、日常生活が出来るように訓練する施設にいる。浜松の西区にある。リハビリセンターなので、5月には出なけらばならない。

一時は、妄想と徘徊で隣保の皆さんにもご迷惑をかけた父の症状だが、認知症の進行による一時的な精神異常だったようで、現在は静かに施設で暮らせるようになった。本当は、自宅でゆっくり余生を過ごしてもらうのが親孝行と思うが、趣味を全く持たず、人づきあいもほとんどしない父は、家に一人でいると何もしない。することがないと、貧乏だった昔を思い出すのか、通帳を持ち出してお金の計算を始める。そのうち分からなくなって精神異常になってしまうのが心配だ。

そんな話をソーシャルワーカーさんにしながら相談する。毎日父を見ていてくれるワーカーさんも私たちと同じ意見だった。ややお金はかかるが施設はあるようだ。一度見学した上で決めようと母と話しながら帰路についた。

親不孝者のような気もするが、施設でゲームをしている父の表情は、これまで家では見たこともない笑顔だ。家に帰りたいと口では言うが、本当は今の状態を気に入っているようだ。老後は、同じような状態の皆さんと一緒に過ごす方が父のためかもしれない。

もうすぐ81歳になる父。親孝行とはなんだろう。

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