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2009年11月17日 (火)

文化は未来をつくる

城山中学の文化祭「よつば祭合唱コンクール」に招待していただきました。今日は朝から雨。車で市役所に行く途中で、傘をさして会場に向かう生徒の集団に会いました。城山中学校から会場の市民文化会館までは2km近くありますが、さすがに中学生、元気なものです。毎日2kmを往復した自分の中学時代を思い出しました。

市役所で所用を澄ましてから会場に向かうと、ちょうど先生が注意事項の説明をしているところでした。自分の子供の文化祭にもほとんど行ったことがない(恥ずかしい話ですが)ので、40年も前と比べるしかないのですが、それを差し引いても、注意事項があまりにも細かく、もう少し生徒の自主性に任せても良いのではと感じました。が、合唱が始まると、来賓席の後ろから携帯のメロディー!!中学の生徒が一斉にこちらを振り向きました。
どうも先ほどの注意事項は、父兄や来賓対象だったようです??情けない話ですね。大人がしっかりしないと、教育にならないということを身にしみて感じた事件でした。

さて、本題の合唱コンクール。二つの驚きがありました。ひとつは、今の中学生は女子はともかく男子も全く照れずに合唱をすることです。楽しんでいるように見えました。(自分が中学校の時には、男が歌なんて・・・という感情から、どうしても照れた表情を出してしまうものだったように思います。)ふたつめは、どのクラスにもピアノが弾ける生徒がいることです。(これも時代の違いでしょうか?)

私たちの世代までは、経済的に豊かになることだけを目標にして必死に生きてきました。バブル崩壊までは、いつも欲しいものがあり、それを手に入れるために努力してきたものでした。しかし今は、景気が低迷しているといっても、世の中には物が溢れています。

人間が他の動物と違うのは、欲望があることという考え方があります。物質的な欲望による社会の発展は限界があるということを、リーマンショックから私たち人類は学びました。しかし、相変わらずGDPばかりを追いかける風潮が収まる気配はありません。そろそろ、物的な欲望から、精神的な欲望に切り替えないと、社会は成り立たなくなる危険を孕んでいると思います。

今日の合唱コンクールは、そんな私の不安を少し解消してくれました。今の子供たちは、自然に音楽を受け入れています。音楽は精神文化の推進剤になります。日本の将来を背負う子供たちが、経済至上主義から解放されて、文化を高め、本当に豊かな温かい社会を築くことが出来るよう、少しでも役に立ちたいと思います。

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