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2010年6月 4日 (金)

信頼

自分を信じること。次に相手を信じる。信じあうことで人は生きていける。これが「釜ヶ崎のマザーテレサ」入佐明美さんの言葉です。

Photo 彼女は、1980年に釜ヶ崎へボランティアのケースワーカー(相談員)として入りました。24歳でした。何をしたら良いかも分からず、日雇い労働者のドヤ街にうら若き女性が単身で乗り込んだわけです。

相談なんていう上から目線ではなく、とにかく話を聞くことを何年も繰り返し、病気やけがや高齢で働けなくなった人に、借用書も保証人もなしで、アパート代を貸して、生活保護の手続きを一緒にします。病気を治すことは、生活を変えること。生活が規則正しくなることが病気を治すということを実践してきたのです。

そしてそれを進めるためには、親子以上も年齢差がある女性を信じ、心を許さないと、話し合いも手続きも進みません。挨拶から始め文句を言われても怒られても意地悪をされても、自分と相手を信じて相手の心に飛び込んでいくことで、多くの日雇い労働者を助け、釜ヶ崎のマザーテレサと呼ばれるようになりました。

世の中は、人と人との信頼関係で成り立っています。その絆が弱くなると、様々な問題がでます。

鳩山総理は信頼を失い、小沢幹事長と一緒に退任をしました。そして、本日、菅総理が誕生しました。ニュースでは、様々な論評をしていますが、まずは、菅総理が国民を信じ、国民が菅総理を信じることが出来るか?ということではないでしょうか?

相手に信じてもらうためには、まず自分が相手を信じなさいと「釜ヶ崎のマザーテレサ」は言います。まずは政治を信じることから始めることも一考かも知れません。しかし、ここ数年の状況からは、そう簡単には信じられないことも事実ですね。

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