« 八百万の神 | トップページ | いわたの花火 »

2011年8月26日 (金)

少子化対策

Sany0086 この夏、自動車産業は電力需要を分散させる目的で、土日就業を行っています。会社や労働組合と行政の橋渡しの役割を務めるだけでなく、保育所や幼稚園の現状を調べたり、関係する書籍を読んだりと子育てや幼児教育について考える良い機会となりました。

そんな折、マークス寿子著「日本はなぜここまで壊れたのか」が目にとまりました。その中の第4章「少子化対策はお笑い草」第5章「増え続ける男のように生きたい女」が、現在の地域事情を言い得て妙です。Img

家事や子育てではなく、「仕事に男女共同参画」だけを目指した政策が推し進められてきた結果、今の現実があるという分析です。

戦後の日本は、外交防衛をアメリカに頼ってきた結果、あまりにも経済に偏りすぎた思想と政策を持つ国になってしまいました。

子育てではなく、既婚女性が子育てを任せて企業で働けるように「保育所」を整備することが政策になってしまったのです。

それでも保育所ニーズは留まるところを知りません。磐田市でも待機児童解消は大きな問題です。現在、新設も含めた保育所整備を進めていますが、焼け石に水ということも充分考慮しておかなくてはならないと思います。

マークス寿子氏は「3歳未満の子供を保育所に預けることには問題がある」というお考えをお持ちです。

3歳までは、両親、特に母親がいつもそばにいて人として生きることを覚える期間、社会性を身につけるためには、母親と過ごした時間が非常に重要と言ってます。

「イクメン」が増えているそうですが、良いことだと思います。私自身は「男が外で稼いで女は家を守る」式で、専業主婦だった家内に子育てはまかせっきりの会社人間でしたが、今になって思い返すと、バランスが悪かったと反省しきりです。

これもマークス氏によれば「子育ては母親、家事は父親が良い」ということのようです。確かに、母性を与えられるのは母親しかいませんので、家事をするイクメンと母性で子育てをする母親という家庭が理想なのかもしれません。

今、保育所の問題は0歳~3歳児の保育需要が急増していることです。マークス氏の理想と逆行する現象が起きています。
虐待、発達障害、育児放棄など家族や地域の絆が希薄になったことから様々な問題が発生していると言われます。

子育て世代の本音を聴き、様々な角度から子育てを考えたいと思います。

|

« 八百万の神 | トップページ | いわたの花火 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/526797/52569783

この記事へのトラックバック一覧です: 少子化対策:

« 八百万の神 | トップページ | いわたの花火 »