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2011年8月10日 (水)

辛坊治郎

ニュースキャスターの辛坊治郎氏の講演を聴く機会がありました。

2011 “静岡県市長議会議員研修会”という、静岡「グランシップ」の中ホールに、静岡県すべての市長議会議員を集めて、年1回行う主旨の良く分からないイベントがあります。ビックネームによる講演があるため、「講演を聴く」という意味では有意義とも言えるかもしれません。

さて、辛坊治郎氏の講演要旨をメモしておきたいと思います。

「辛坊治郎」1956年生まれ(なぜか私と同じ年)早稲田法学部を卒業、読売テレビのリポーター・キャスターで、現在「たかじんのそこまで言って委員会」のメインキャスター

政治の世界でも、今までの常識が通用しない時代になった。
たとえば、現行犯逮捕後20日間は拘束できるはずだが、海上保安船に漁船をぶつけた中国の船長はすぐに釈放…笑
過去には、権力者がいた。その政治家にぶら下がって将来の方向を取材しておけば十中八九そうなった。そこで政治評論家が成り立った…今はだめ(笑)
「橋本知事」は、一言も連絡せず「辛坊治郎」を大阪府知事選の候補者にすると言いなんの連絡もなく撤回した。しかし、橋本氏は2月に知事に就任するや否や3月に決定すべき予算案を棚上げ、暫定予算で行政を進めながら、6月にそれまで10年間赤字予算を続けてきた大阪府の予算を黒字化した(5つあるオーケストラ:そもそもおかしいがこれをやめた)。こういう人が居てもいいのでは?

マスコミは、裏を取らないようになった。片方の発言をそのまま報道してしまう。その原因のひとつに給与の引き下げがある。
菅直人首相は勇気がある政治家。公債法案を賭けてチキンレースをしかけた。自公は、公債法案が通らずに財政執行が出来なくなった批判と日本社会の混乱を嫌い必ず合意する…今日の第1面は公債法案合意でした。
そもそも、財政法第4条で、赤字国債は発行しないことになっている。これも1976年オイルショックに時に暫定的に発行したら恒例になり、本年は37兆円もの国債発行になっている。

公共投資のためであれば国債発行はOKだが、その意味は、ダムや高速道路に投資をすると、経済の活性化により税収として将来還ってくるからである。こうしたリターンを考えない甘い投資政策も問題。
まずは税収が40兆円しかない事実をしっかり認識すべき。中国の発展の理由のひとつに、日本とGDPが同規模であるにもかかわらず、税収は110兆円もあるということがある。

いずれにしても、旧来の常識が通じなくなり、マスコミから裏付けのない情報が流れてくる。手に入れた情報の深さをしっかり認識できる力が必要である。

また、政治家が発する言葉は、一度脳みそに挙げて、斟酌してから発っすべきである。分かっていて相手を攻撃することは必要だが、知らずに相手を傷つけたり信頼を失うことは、政治家として失格である。

といった内容でした。テーマが「ニュースの裏を読む」ということもあり、あまり整理された話ではありませんでしたが、情報の取り扱いについて、私たちが注意すべきいくつかの点についての問題提起と受け止めました。

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