« 晴れの日 | トップページ | 地域力 »

2011年8月 7日 (日)

災害ボランティア

8月3日から今日まで、磐田市災害ボランティアのひとりとして岩手県山田町へ行ってきました。3日の夕方から夜行バスで移動、6日の夕方も夜行で帰ってくるという日程なので、作業は正味2.5日、半日は町内の視察という短いボランティアでしたが、いろいろな出来事や思いが凝縮した中身の濃い時間を過ごすことが出来ました。

201108051247000 現地の人を気遣い写真はあまり取らない方が良いということもあり、カメラを置いて行ったため、携帯で少しだけ記録してきました。画像が悪いため今一伝わりませんが、雰囲気は分かると思います。

山田町は、人口1万9000人、約8000人の方が家を失ったり家族が被災されたりしたということです。現在も数百人の方が避難所生活をされているそうです。山と海に挟まれた地形なので、仮設住宅も小規模のものをあちこちに建設せざるを得ないようで、まだまだ足りなくて抽選で入居者を決めています。201108061408000

この町は、内海といって入口が狭く奥が広い湖の様な湾内に位置するため、外海といっていましたが、入口が広いリアス式の湾と比較して、津波の高さも相対的には低かったそうですが、それでも8メートルの堤防を越えた津波が中心街を完全に破壊してしまいました。津波と同時に2カ所で火災が発生し、消防作業も出来なかったことも、災害を大きくした要因のひとつと町役場の職員さんがおっしゃっていました。

201108061407002 ボランティアは主にがれきの撤去作業と引っ越しや支援物資整理の手伝いです。町内各地からのニーズをボランティアセンターで集約、ボランティアに割り振ります。この割り振りをマッチングといいます。マッチングは半日毎に行い、朝、ボランティアセンターを出発し作業を終えるとセンターに戻り、食事と午後のマッチング、そして午後の作業という流れになります。

食事や泊まりの拠点は、ボランティアセンターになっているB&G体育館に併設されている武道館。そこで100人くらいのボランティアが寝泊りしています。

ボランティアの方は皆さん礼儀正しく、生活もキチンとしているため、古い武道館で、暑いことや畳が武道用でややべたつくなどハード面の環境はあまり良くないですが、精神的には落ち着いて快適に過ごせました。

201108061446000 現地の方との触れ合いは少なかったものの、引越しの手伝いでは避難されている方や避難所でお世話をされている方と雑談しながら作業をし、半年もの間避難所生活をされていてさぞ苦労も多かろうと思うのに、そんなことはおくびにも出さず、明るく応対していただき感動しました。

ボランティア、山田町の方々、それぞれの優しさや温かさに触れられたことが、最大の収穫でした。また、各地から集まったボランティアには多くの高校生(中学生も・・・)が参加していましたが、皆、礼儀正しく元気だったことも、将来に希望を感じさせてくれました。

今の状況を考えると、復興どころか復旧にもまだまだ時間がかかると思います。今後も個人として公人として支援を考えたいと思います。また、東北の方々が経験した様々な教訓を生かしていくことも真剣に考えていきたいと思いながら帰路に着きました。

|

« 晴れの日 | トップページ | 地域力 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/526797/52411563

この記事へのトラックバック一覧です: 災害ボランティア:

« 晴れの日 | トップページ | 地域力 »