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2011年10月26日 (水)

建設産業委員会の視察

24日から本日まで2泊3日で、建設産業委員会の視察に行ってきました。視察と言うと、公金を使った旅行のように言われることが多い昨今ですが、他市の状況を見聞きすることは、自らの政策を考える上で重要です。

また、建設産業委員会はベテラン議員が多いこともあり、先輩議員の体験談をじっくり聞くことが出来る良い機会となりました。

さて、視察の感想を記載しておきたいと思います。

<八尾市の産業振興>
P1020580 八尾市は以前マスコミで報道された東大阪市と同様、中小の製造業が多い町です。現在、製造品出荷額は、東大阪市を抜いて、大阪市、堺市に次ぐ大阪府第3位ということです。ミキハウス発祥のまちでもあります。
産業振興のため平成10年に産官学による産業振興会議を立ち上げ、そこを起点に国や府も含めた支援策を展開し中小企業へのアドバイス活動を始めます。平成13年には、中小企業地域経済振興基本条例を制定し、システム的な対応を始めています。現在はそうした仕組みの中心に中小企業サポートセンターを置き、商工会議所と市役所が連携し大学教授や大手企業の退職者の力を使ったアドバイス支援により、経営の問題解決や起業支援を行っています。

磐田市も新産業創出協議会を設立するなど、産官学による連携を図り始めました。今後の展開のお手本となる事例でした。

<加古川市の農産物新需要創出事業>
国の緊急雇用対策事業を活用し、且つ、短期雇用ではなく継続的な雇用が生み出せないかと考えた事業でした。
基本はJAを中心に立ち上げた「㈱ふぁーみんサポート東はりま」による担い手教育と雇用、および収穫した作物を活用した食材プロモーションです。加古川の農畜水産物を使う「かつめし」を名物にすべく活動しているということでした。
「ひみつのけんみんショー」に取り上げられてから人気商品になったという説明をいただきましたが、農業全体の活性化にはまだまだのようでした。

<富田林市の市設置型浄化槽設置事業>
P1020589 磐田市を含めて多くの市町では、環境保全のための生活排水対策として、公共下水道の整備を進めてきました。しかし、膨大な投資を必要とするため時間がかかることや、住宅が点在する郊外での対応として、市の補助を受けて個人が設置する合併浄化槽で補完しています。
富田林市では、この合併浄化槽を補完ではなく公共下水道事業の一環として、住民は接続のための費用と使用料を払い、設置と維持費用はすべて市が負担するという公共浄化槽の仕組みで山間部の生活排水対策を行っています。

さらには、PFI方式と言う民間の事業者に事業そのものを委託する方式で行い、普及のスピードアップを図ったという他市には例のない実績をあげていることも特筆されます。

合併浄化槽というと、公共下水道に比べ性能や品質が劣ると思われがちですが、使われ方に合った浄化槽であれば、性能品質にそん色はなく、使用実態により選択することが重要ということです。磐田市も、浄化槽による下水道整備が適していると思われる地域がありますので、充分検討に値する方法と感じました。

最後に、途中で寄った明石の魚の棚商店街が素晴らしかったので、写真を乗せて置きます。P1020582

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