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2012年1月

2012年1月31日 (火)

これからのエネルギー

昨日、会派のメンバーで浜岡原発を視察しました。防波壁の工事状況も見学し、地震・津波対策を眼で感じることが出来ました。なお、カメラ持ち込み禁止でしたので、写真は後日、中電の方に撮影いただいたものを載せたいと思います。(忘れなければ)

さて、原子力やエネルギーに関しては、様々な意見があり、何を信じて良いか分からないというのが多くの人の本音ではないでしょうか?原発を見学し説明を聴いても、これで安心ということにはならないようです。原発に携わる人たちは、信念を持って安全対策に取り組むことが使命です。彼らの真剣な説明や現場で懸命に働く電力会社の社員の姿は真実です。

しかし、原子力に批判的に感じている人はもとより、不安に感じている人が多いのも現状です。人間の力で原子力を制御できるのだろうか?原子力エンジニアの正念場でもあり、エネルギー政策の方向をどこに置くかの選択を迫られています。

末端でも政治の世界に身を置くひとりとして、責任ある発言と行動を心がける必要があると実感した視察でした。

2012 まだ読み切っていませんが、「エネルギー論争の盲点」は、理論的な解説を織り込みながら、エネルギー問題を、これまでにない視点で論じています。固くなっている脳に刺激を与え、冷静にエネルギー問題を考えるためには最高の本だと思います。

いずれにしても、安全・生活・経済・国際社会…etc.複眼的に考えていくことがこのエネルギー問題には欠かせないと感じます。政治的判断や情緒的判断に偏らない、慎重で冷静な論議が進むことを祈ります。

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2012年1月30日 (月)

温暖化

温暖化により、極地の氷が溶けると、温暖化というより寒暖の差が激しくなるという話を聞いたことがあります。

P1030066 土日に家族で伊豆長岡に行きましたが、朝起きると周りは真っ白、銀世界でした。息子が河津桜を観ようと言うので、天城峠を越えて河津まで行きましたが、例年になく開花が遅いそうで、温泉が流れている川沿いの木が一本だけ満開で、それ以外はつぼみという状態でした。P1030070

帰りは晴れ間が覗いたので伊豆スカイラインを通ろうとしましたが、雪と凍結でチェーン規制、峠は雪国のようでした。

P1030086 という道中でしたが、妻と長男、長女の4人で、正月に出来なかった久しぶりの家族団欒になりました。

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2012年1月26日 (木)

文化財防災デー

今日、1月26日は文化財防災デーです。昭和24年1月26日、法隆寺の金堂が炎上、壁画が消失してしまったことを教訓に文化庁と消防庁が定めたものです。

P10300361 ニュースで掛川城の防災訓練の様子を放映していました。磐田市では「旧見付学校において消防訓練が行われ、旧見付学校協議会の委員として参加(といっても見学ですが)しました。

常設の消火ポンプによる放水の他、消防車・はしご車が駆けつけ、消防隊員による放水訓練が行われました。P10300401 秋の台風による被害個所の修復が遅れているため、はしご車による放水は残念ながら行われませんでしたが、青空が広がる中、消防車、消化ポンプから一斉に放水が行われ、なかなかの迫力でした。

大事な文化財を守るためには、まず火の用心、これから乾燥するので各家庭でも火の基に気をつけましょう。

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2012年1月25日 (水)

会派の視察

P1030018_2  会派「新磐田」の視察で、出張していました。出先で書こうと思っていましたが、スマートフォンの扱いにまだ慣れなくて、ついに何も発信できずに帰宅となりました。

今回の視察は「災害応援協定を結んだ、岡山県の玉野市とはどの様な町か?ということも確認したい」という強い思いから、玉野市を中心に、広島県の福山市、愛媛県の松山市という特徴のある3市を訪問し、町や産業の活性化・公立病院の状況について勉強をしてきました。

「公立病院として健全な経営を続けている福山市民病院の事例」「国内で最も日照時間が長い地域特性を活かした松山市の太陽光発電をメインに省エネ・環境保全・産業振興を三位一体で進めるサンシャインプロジェクト」など、興味深い事例をご教示いただきました。

瀬戸内海を挟むこの地域は、目の前が海で背後は山に囲まれた風光明媚なところです。瀬戸大橋のたもとにある玉野市も昔からの観光地ですが、山陽新幹線岡山駅から在来線に2回乗り換えなければならないという公共交通の便が悪いというハンデがあります。さらに、瀬戸大橋が出来、四国行きのフェリーも大きな打撃を受けたというところでもあります。そんな中で、2010年に香川県と合同で行った、瀬戸内海の島々を博物館に見立てる Image4 「瀬戸内国際芸術祭」において60万人の観光客が集まったことを受け、瀬戸内海の島々に展示された様々な芸術作品を鑑賞して廻る「せといちアートトリップ」を継続企画として進める一方、インターネットのウェブを使った全国への観光情報発信を行うなどの観光振興を進めています。
磐田市は、新幹線の浜松駅と掛川駅に挟まれた通過点の街でもあります。まちの活性化には、ひと工夫もふた工夫も必要と思われ、玉野市の試行は大変参考になると思います。

知らない土地で刺激を受けたいという好奇心旺盛な会派メンバーに恵まれ、長時間の移動となった今回の視察でしたが、有意義な視察と会派メンバーの意思統一という収穫の多い3日間でした。会派の皆さんありがとうございました。

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2012年1月22日 (日)

ブルーリボンに祈りを込めて

New_ribbon_middle1_2 拉致被害者「横田めぐみさん」のご両親「横田滋さん・早紀江さんご夫妻」による講演、ブルーリボンに祈りを込めてを聴きました。会場の磐田市民文化会館は、ほぼ満席と市民の皆さんの関心の高さを感じました。

最初に外務省製作のアニメ「めぐみ」が流されました。これは、横田めぐみさんが生まれてから拉致されるまでの経緯を綴ったもので、当時の時代背景や、幸せな家庭が一瞬で変わってしまう事件の深刻さがわかります。

その後、ご両親から、回想を中心に拉致問題への取り組みについてお話をいただきました。ごく普通の人間とおっしゃっていましたが、昭和52年に消息を絶たれためぐみさんが、平成9年のよど号爆破事件の北朝鮮元工作員の証言から拉致されたことが明らかになると、全国を回り、署名や寄付を募り、政府はもとより、アメリカ大統領にまで拉致事件の解明を要請してきたお二人の我慢強さと行動力には感銘をします。

災害で苦しんでいる人たちはもちろんいる訳ですが、私を含め多くの日本人が平和の中で安穏と暮らしています。しかし、直ぐ隣には、未だ平和条約を結んでいない国が、訓練を積んだ工作員を送り込んでいることを、少しでも多くの人に知ってもらいたい。政府には、誰が総理大臣をやってもいいが、こうした国と国との問題に継続して取り組んで解決してもらいたい。と語る横田夫妻の気持ちが少しでも和むような国の行動を心から望みます。

子を思う親の気持ちと、拉致という事実に正面から向き合い国家と国家の問題を憂う気持ちの両方が心に沁みる講演会でした。

今すぐに何か出来るということではありませんが、今の気持ちを持ち続けることで、自分に何かできると気がついたときに直ぐに行動できる心構えを忘れないようにしたいと思います。

なおブルーリボンとは、新潟と北朝鮮の間の海と空のブルーを意味しているという事ですた。

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2012年1月20日 (金)

学校給食

今日の昼は給食でした…。その理由は議会の有志で豊岡学校給食センターの試食会を行ったからです。今日の給食はとてもおいしく、そして味がやや薄いのが特徴。子どもの世界においても健康志向は強く食塩の量が厳しく管理されているからだそうです。そして地産地消、きょうのメインは磐田特産「えび芋コロッケ」これは絶品ですよ。なお一食260円実費です。2012

磐田市には、大原、豊田、豊岡と3つの給食センターがあり、9つの中学校、9つの小学校、11の幼稚園でセンター方式の給食を、1つの中学校、14の小学校、12の幼稚園が自校の調理場で給食を作っています。対象人数はほぼ半々。

また、給食センターのうち、大原と豊田は調理を民間に委託しています。そして今日試食した豊岡給食センターでは、市の職員が調理をしています。

こうした中、学校給食の流れは、センター方式かつ民間委託です。コスト面や柔軟性から考えれば、大手の給食業者に委託することで、他市町も含めた広域での経営が出来ますので、まちがいなくメリットがあると思いますが、食育という視点から行政が責任を持って行うべきという考えの議員もいます。

こうした動きの中の、豊岡給食センターの試食会でした。昨年、豊田の給食センターが民間に委託された際も、試食をしましたが、同じ値段にもかかわらず豊田の方が豪華な印象が残っているような??

今日は試食ですが、様々な視点から、センター方式、民間委託…について考える年になりそうです。

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2012年1月19日 (木)

うさぎ山フォーラム

子どもを自然の中で元気に育てようと集まった仲間「うさぎ山を楽しむ会」主催の「うさぎ山フォーラム」が1月28日(土)13:30から行われます。当日参加で構いませんので時間があったら是非参加してみては?

2012_2 

今日、会合があり、当日の打ち合わせをしました。そういう私は当日用事があるので参加できませんが、子育て中のお母さんと会社を終えた昔の青年ほか…が集まっての話し合いは、組織の会議とも自治会の会合とも違った楽しさがあります。

次世代に自然環境と夢や希望を引き継ぐのは現役世代の責任です。楽しみながら考えていきたいと思います。

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2012年1月18日 (水)

清宮監督

2012 昨年の4月、ラグビートップリーグ、ヤマハ発動機ジュビロの監督に就任した「清宮監督」の講演を聴くことが出来ました。

今シーズンは、勝ち星に恵まれないまでも、昨年とは別人の様な迫力ある試合を見せてくれているジュビロ、今日行われた中遠労福協主催のセミナーで、その指揮官「清宮監督」の熱い話を伺いました。以下、その講演の要点を残しておきます。

監督10年、最初はサントリーの営業マンしながら早稲田の監督を3年、その後、サントリーにスポーツ推進部が出来、フルタイムで監督をすることが出来た。早稲田の監督を5年やってやめようと思ったが、サントリーから声が掛かり、会社を退職した。複数年契約の話があったが断り、1年毎の契約にしてもらい4年やった。
監督当時、早稲田もサントリーも弱いチームだった、それを常勝チームに出来た。どうやって変えるか?それを話したい。

所信表明に1年間の監督として50%の思いを入れている。それも1カ月くらいの時間を掛けている。これが1年間ぶれない秘訣だ。
「勝てない理由」「どこが問題化」を徹底的に分析、そして、「ミッション」「ビジョン」「スローガン」を創る。切り口は「心・技・体・知」だ。心は熱を生み出すこと、技と知は独自性、例えばヤマハの監督になって直ぐにコーチをフランスに派遣した。日本ではどこのチームも採用していないフランス式のスクラムを組むためだ。ちなみに、このスクラムで、昨シーズンはトップリーグ14番目と言われたヤマハのスクラムが今年は1番になった。

ミッションは感動創造、ビジョンはハイプレッシャー、スローガンはヤマハブルーだ。スローガンは選手の行動を示唆するものでなければならない。ブルーはヤマハのユニフォーム、ラグビーはユニホームをめがけてボールを奪い合うスポーツだ。ヤマハブルーは奪い合う行為をイメージする。

ミッション・ビジョン・スローガンが揃うとプライドが持てる。プライドを持つと競争が始まるのだ。最後まであきらめない力が生まれる。それが熱さだ。熱さは、上からは与えられない。選手から上がってくるものでありそれでないと本物にならない。

早稲田がトヨタに28:24で勝った試合がある。残り15分、秩父宮球技場の観客は総立ち、そして奇跡が起こった。

「試合を観た足が不自由で電車にも乗れない女性が、ひとりでフランス旅行に行けたことを手紙に綴って送ってくれた。末期がんのファンが、試合後、元気になり1週間だが家族と過ごすことが出来た。」これは清宮監督に送られた手紙の一節で事実である。

熱いチーム、感動を与えられる集団になると何かが変わる。ヤマハは昨シーズン11位のチーム、このチームが、今年の全日本選手権で優勝するチャンスが3月にある。それを信じて熱いチームを創っていきたい。

がんばれ清宮監督、がんばれジュビロ、あきらめるな日本の政治

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2012年1月17日 (火)

草莽塾

2012 草莽(そうもう)とは、孟子が原点で、吉田松陰が、志を持った在野の人々こそが日本の変革を担う原動力になるという言葉により、若者の決起を促した「草莽崛起」が現在に伝わり、志ある若者をさす言葉として使われているようです。

磐田市では、「草莽塾」と銘打ち、若い職員による政策形成能力向上研修を行っています。今日は、その研修成果の発表会があり、案内をいただいたので、様子を見させていただきました。

内容は、企業でいう業務小集団活動とビジネススクールの中間的なものといった感じで、グループで磐田市の課題改善をテーマに事業計画を立てるものです。2012_3

「予防ではじまる健康づくり」と「有機農業推進のまち いわた」の2グループの発表を聴くことが出来ました。

「予防で始まる健康づくり」は、今後、地方自治体に大きなインパクトとなる医療費抑制のための健康づくりをテーマに、「有機農業推進のまち いわた」は、増え続ける耕作放棄地と農業の後継者育成をテーマにしており、両グループともに課題改善だけでなく、分析と政策の組み立てがしっかりとしている立派な報告でした。

そして、最も良かった点は、10年先の磐田を視野に置いているところです。閉塞感の時代と言われていますが、頼もしい若者の姿を観ることが出来、良い時間を過ごせました。

草莽塾が「草莽崛起」につながるよう期待します。

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今年最初の懇談会

昨日は、今年最初のまっちゃん懇談会でした。ヤマハ発の労組の皆さんが職場ごとに毎月集まってくれます。色々な意見をいただき、議員活動のベースになっています。20121

この日は、津波の心配、道路の渋滞、磐田市の財政などについて意見交換しました。若い人の雇用はどうするんだ!という厳しい意見もいただき、気持ちが引き締まった1時間でした。

仕事の後の貴重な時間をありがとうございました。

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2012年1月14日 (土)

旭日雙光章

モダンバレエを舞台芸術として磐田から日本・世界に発信した佐藤典子氏の功績に旭日雙光章が送られたことを祝い、「歩み」と題した作品の発表会と祝賀会が行われました。

2012_3 全国から関係者が集まり、磐田市各界の著名人がすべて参加しているといっても過言でない規模の会でした。

舞台芸術と言っても、55年の人生でほとんど触れたことが無い世界なので、居心地は良くなかったものの、やはり本物の舞台は感動します。発表会は1部では子どもたちが、2部ではプロの演技が披露されました。

子どもたちの微笑ましい舞台とプロのメリハリのある演技、どちらも素晴らしいものだと感じました。実は風邪の具合も今一なので、マスクをして寝ていようと思ったのですが、結局、見入ってしまいました。

今年は文化について考える年になりそうです。

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文化と食と農業振興

2012 「静岡・遠州の恵み 美食フェア」が、東京都江東区東陽町のホテルイースト21東京で開催されます。磐田名産のえび芋、白ネギ、中国野菜やシラス・メロンなどを使った料理を食べていただき、遠州農産物を広く全国に知らせていこうという試みのひとつです。

今日の朝刊には、渡部市長がトップセールスに出向いた記事が載りました。このブログを観た方は、是非、関東の友人に紹介してあげてください。もちろん、行っていただくのは大歓迎です。2012_2

さて、日本のカロリー自給率の低さが話題になってから農業振興や地産地消が叫ばれています。磐田市で農業に従事している人の平均年齢は65.8歳、農地5,700haのうち耕作放棄地は135haで年々増え続けているのが現状です。

国の農業政策に大きな課題があることはもちろんですが、長い間、兼業農家が支えてきた中小規模の農業を地域の力で再生していくことも、施策のひとつと考えます。

今年のテーマの一つとして、現状と課題を掘り下げていきたいと思います。

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2012年1月12日 (木)

朝の風景

風邪が少し良くなり、久しぶりにジョギングをしました。人によって違うかもしれませんが、何も考えずに走っていると頭がリセットされるような感覚になります。

夜、寝る前には、その日のことや問題や悩みを整理しないで良いから様々考えて床につきなさい。人間の脳は、夜、寝ている間に情報を整理するんですよ。

という説があるようです。それを聴いてからは、出来るだけ寝る前に様々なことを考えるようにしていますが、効果がある場合と、全く無くて朝になってももやもやしていることが多々あります。

そんな時に、朝のジョギングは効果てきめんです。但し、汗をかき始めてから30分くらいは続けないとスッキリしないので、ちょっと苦しいのを我慢して、40分~50分くらいを目安にしています。今日は、きれいな富士山が見えました。2012112

無理しないで、ゆっくりと歩くようなジョギングを、出来るだけ継続していきたいと思います。

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2012年1月11日 (水)

地域の未来と文化力

先ほどまで、商工会議所の賀詞交歓会がありました。懇親会の前段、楽しみにしていた倉敷の大原美術館理事長 大原謙一郎氏の講演会がありました。2012

倉敷には義倉という、困った人を助ける精神が根付いている町と聞いています。一度行こうと思いながら未だに行けていない町のひとつです。

大原理事長の話は、文化に始まれど、政治経済の本質から、人間の存在意義に関わる久しぶりに心を揺さぶられるものでした。昨日の須田さんの話もすばらしいものでしたが、今日の話は、それを遥かに超える衝撃があり、2日続けて大安吉日をいただきました。

充分要約出来ませんが、以下に綴っておきます。

文化力は人間の根源的なもの、ビジネスを含めたクリエーションの基、世界の構築にも関わるものであり、日本の文化力は日本の世界における立ち位置を決める。

<例えばその1>フランスは文化の重要性に早くから気付いていた。フランス人以外がフランス文化を創った歴史があるにも関わらず、バリで何回も万国博を開催、世界にフランス文化といって宣伝し続けた。これで文化国フランスの立ち位置が決まったのだ。

<例えばその2>八代幸雄、昭和10年にボストン美術館へ吉備真備の絵巻物を展示した。日本に対する世界の見方は大変厳しい戦前であったが、この絵巻物で、日本人の心がアメリカに伝わった。太平洋戦争で、京都・奈良が戦火に染まることが無かった大きな力になったのである。

<文化の力>美しく価値ある町が全国にたくさんある。倉敷に生まれたものはこの町がいつまでもその一つでありたいと思う。この美しい町からクリエイトが生まれた。クラボウの倉敷、ブリジストンの操業は久留米、国立美術館を立てた松方氏は神戸に生まれた。豊田も本田もスズキもヤマハも遠江からクリエイトを始めたのである。
東京ではなく、地方の遺伝子DNAが全国をクリエイトし日本の未来を築いてきたのである。東京生まれではなく、その土地その土地のDNAが大事なのであり、今でもそれは生きている。

2012_3 クリエーションが生活のクオリティをうみ、異文化の融和が日本の風格を形作るのである。これが文化の働きであり、そのために文化があると言える。アインシュタインは子どもの頃勉強しなかったというが、バイオリンに熱中していたのである。そのことが後に相対性理論を発見した発想につながっているとも言える。

日本は、第1次オイルショックを、重厚長大の産業構造から軽薄短小の産業へと転換することでパラダイムチェンジした。

今の閉塞感は、資本主義のルールが行き詰っているからに他ならない。ギリシャの反発は、ギリシャ国民が二つの不条理を感じていることに端を発している。
①投資家が勝手に格付けしていることが不条理であり理解できないこと
②ギリシャ以外の国で得をしているところがあること(確かにドイツは得していると考えられる)

実体経済から金融経済の時代になり、過去の資本主義のルールの見直しが迫られている。背後にあるグローバルガバナンスにメスを入れる必要に迫られている。

いよいよ文化の出番である。

文化的な進歩が無いまま、経済だけが膨らんでいるいびつな状態で、正常な人間としての成長を図ることは難しいということと考えます。大原氏は、宗教には触れませんでしたが、人間の力の届かない神秘に関する理解を宗教に求め、グローバル社会の秩序を文化の融和で培っていくことの重要性を語っていたと思います。

哲学的な話なので、聴いた人によって受けた印象は異なるとは思いますが、文化的な成長が、現在の日本には不可欠な治療薬という認識は多くの人の賛同を得ると思います。

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2012年1月10日 (火)

日本経済のゆくえ:須田慎一郎氏大いに語る

本日、連合静岡の賀詞交歓会の前段に新春の講演会があり、昨年の暮れ、いわた産業振興フェアで感銘を受けた須田慎一郎氏の話を再度聴くことが出来ました。Photo

そんなに難しい話でもなく、突飛な話でもない、皆がなんとなく思っていることを、ロジカルに並べ、筋道が通るようにしたものとでも言いましょうか?是非、国会議員の皆さまにも聴いて欲しいし、このような説明をいただきたいと思いながら、聴かせていただきました。

エッセンスを記載したいと思います。

東日本大震災の後、直ぐに政府は4兆円の補正予算を組んだ。しかし、ガレキ撤去の業者は、最初に700万円支給されてからその10倍の仕事をしたのにもかかわらず、残りの金額の支給を受けたのは8月に入ってからであった。

11月末には12.1兆円の補正予算が組まれた。GDPは約500兆円だから効果は2%もある。日経新聞は、この補正執行が本年1月~3月に始まることから、春ごろから景気は回復すると予測している。本当にそうだろうか?

先ほどのガレキの例で分かるように、補正を組んでも、そのお金が工事として使われるまでの仕組みが整備されてないので、恐らく、工事が始まるのは7月~8月、すなわち、景気回復は早くて夏以降というのが正しい。

経済の予測には、経済活動以上に政治の状態を把握しなくてはいけない。経済と政治の状況を正確に把握するのだ。現状を正確に把握し、きめ細かく対応することが経済対策なのである。

太平洋戦争後、17回の景気拡大期があった。そのひとつにいざなみ景気がある。2000年からのいざなみ景気はGDP成長率2.1%、その時の先進国平均成長率は4%、それ以前には、景気拡大時の日本の成長率が欧米先進国を下回ることはなかったし、ほぼ2倍以上の成長率があった。

これが1991年のバブル崩壊で変わったのだ。産業構造が大きく変わったのであり、1991年前と以後との比較は出来ないのだ。

その特徴は、2.1%の成長の60%が輸出関連産業であるということ。輸出産業の自動車や電機の大手は、輸出をし経済を成長させたが「給与としての利益配分」「部品単価による利益配分」は出来なかった。これが裾野である中小企業、すなわち内需産業が成長できない状態を作ってしまったのだ。

政府の予算執行による復興特需は短期的には景気を押し上げるが、持続はしない。なぜなら産業構造は、20年前から変わっていないのだ。内需が成長しない限り輸出による成長しか期待できない産業構造なのである。

しかし悲観することは無い。日本には、高い技術力があり、新しい素材技術も育ってきている。

今こそ政治の出番である。

復興需要をバネにした短期的な景気対策と、産業構造の転換を進める経済対策をバランス良く進めることで、日本経済は必ず成長軌道に乗ると信じたい。

といった内容です。要約が今一ですが雰囲気は分かると思います。ポイントは内需のようです。TPP協議への参加云々でもめている場合ではなく、各産業界と政治が腹を割って構造問題の現実を認識し、その解決に向け力を合わせて欲しいと思います。

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2012年1月 9日 (月)

成人から青年へ…

今日は成人の日、磐田市(だけでなくほとんどの市町)では、昨日8日、市の主催による成人式が行われました。

P1020975 時代を象徴するように、女性のほとんどが着物、男性も羽織はかまの成人がたくさんいます。お金が無くて成人式に出てこられない方もいると思いますが、少なくとも出席している人たちは、親も含め、それなりに文化的な生活をしている訳です。

経済の状態は一向に良くなりませんが、それなりに豊かになった若者が、大人を乗り越え、さらにその先にあるものを目指すためには、どんな夢や目標が必要でしょうか?P1020966
技術的に文化的に夢を目標に代え、どんどんチャレンジしていく社会に脱皮していくことを期待し、また微力ながらも努力したいと思いながら成人式を見させていただきました。

2012 ちょっと残念なことですが、議員になって初めて成人式に出ましたが(実は自分の成人式にも、子どもの成人式にも出ていませんので…)成人から実行委員を選んで企画しているにもかかわらず、3年とも議事が全く同じでした。市の職員が助言をしているのかも知れませんが、基本は変えないでも、もう少し自由な発想で式の運営が出来たら…と思いました。

今は、企業や事業所に就職する人がほとんどになりました。組織のひとりとしてマニュアルを参考に仕事を進めます。自由な発想で物事を進める訓練のスタートが成人式でも良いと思いますが…、担当の行政職員と話してみたいと思います。

2012_2 その日の午後は、JC(青年会議所)の賀詞交歓会がありました。こちらは40歳以下の青年実業家…etcの集まりです。彼らは、伝統的な運営方法を継承しながらも、毎回、新しい試みをします。たった一つの新しい試みであっても、10年・20年と継続していけば大きな変化が起こります。

磐田青年会議所は50年の歴史があるそうです。先輩方が磐田の各界で活躍しています。若者が自由な発想で大人に遠慮せず活動出来る環境を整えておくことは、将来ビジョンを描くことと同じくらい重要なことではないでしょうか。

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2012年1月 7日 (土)

秋野不矩と本田宗一郎

5日、家族で秋葉神社へお参りに行った帰りに、秋野不矩美術館と本田宗一郎記念館に寄ってみました。

いずれも郷土が誇る偉人です。Photo 斬新な建物の中に吸い込まれるような秋野不矩の作品が展示されています。本田宗一郎記念館は、元天竜市役所の庁舎を改造しています。残念なのは、見学していた時間中に私たち家族以外の入館がなかったことですが、これから充実し広報もしていけば、郷土の名所になると思いました。

ものづくり立国で反映してきた日本ですが、斜陽に差し掛かっていることは否めません。ものづくりの原点は夢を持つことだと思います。将来の不安ばかりが誇張され、夢を語ることが少なくなりました。Dsc_0043

芸術に価値を見出すことや文化的なゆったりとした生活を送ることが、私たち人間の願いだったように思いますが、どうしても目の前の利益を追いかけ続ける社会から脱却できません。

少なくとも、精神面だけは、慌ただしい日常から離れ、未来に思いを馳せる時間を取りたいと思います。

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2012年1月 4日 (水)

仕事始め

1月4日は仕事始め、市役所の仕事も今日からスタートです。朝、ジョギングをしているとゴミ収集車が並んで走っていきました。ご苦労様、頑張ってください。

ヤマハ発は6日が始業式です。民間企業は、帰省する人がいるためか、正月休みは少し長いところが多いようです。

議会は2月から始まります。したがって議長が招集する会議以外には、1月の登庁義務はありません。あいさつ回りや議会の準備など、議員それぞれの過ごし方をしているようです。

私は、今日・明日で若干のあいさつ回りをしながら、今週末までに1年間の計画を立てようと思っています。その後は、2月議会の準備に入ります。2月議会は予算審議の議会になります。

私にとっては3回目の予算審議です。2月議会においては「市民にとって、いつの間にか決まってしまっている予算。何がどうなっているのか良く分からない予算。」について、出来るだけシンプルに分かり易く市民に伝え、その良し悪しを市民が判断できるよう、具体的な方策の提案を織り込んだ問題提起をしていきたいと思っています。

P1020963 昨日、消防団の初出式がありました。団長の訓示に「団の責務は、災害時どれだけすばやく組織できるかである」家族があり職場がある中で、団の組織をどこまで最優先できるか?また「災害時は何といっても自助が第一、自助が合って共助が成り立ち、自助があって公助が出来る」とも述べられました。

公務ではあっても、自主的な活動で成り立っている消防団を預かるトップとして、団員に求める心構えを表した重みのある内容でした。P1020964

議会以外は自主的な行動により、市民の代表としての資質を高めることを求められている議員として、日常をどの様に過ごすか?市民の代表と市民から言われるよう、本年も七転び八起きを繰り返していきたいと思います。

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2012年1月 1日 (日)

新年おめでとうございます

2012年が穏やかな日差しとともに始まりました。55歳、議員として4年目の真価が問われる年です。地に足を付けて、確実に一歩づつ歩みを進めていきたいと思います。

1 まずは初日の出、浜松の実家から初ジョギングで有玉のゴミ焼却場横で撮影しました。雲の間から一瞬ひかりが差しました。今年の日本経済に、少しでも光がさすことを願います。 3

初詣は、見付の天神様、自治会の皆さんとお祓いをしていただきました。Dsc_0034

副自治会長が挨拶でおっしゃっていましたが、富士見町は老朽化した公会堂の立て直しをするための正念場の年、地元議員としてのパイプの太さも重要です。

本年も様々な課題があると思いますが、困難な現実を直視出来るよう努力していきたいと思います。

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