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2012年1月18日 (水)

清宮監督

2012 昨年の4月、ラグビートップリーグ、ヤマハ発動機ジュビロの監督に就任した「清宮監督」の講演を聴くことが出来ました。

今シーズンは、勝ち星に恵まれないまでも、昨年とは別人の様な迫力ある試合を見せてくれているジュビロ、今日行われた中遠労福協主催のセミナーで、その指揮官「清宮監督」の熱い話を伺いました。以下、その講演の要点を残しておきます。

監督10年、最初はサントリーの営業マンしながら早稲田の監督を3年、その後、サントリーにスポーツ推進部が出来、フルタイムで監督をすることが出来た。早稲田の監督を5年やってやめようと思ったが、サントリーから声が掛かり、会社を退職した。複数年契約の話があったが断り、1年毎の契約にしてもらい4年やった。
監督当時、早稲田もサントリーも弱いチームだった、それを常勝チームに出来た。どうやって変えるか?それを話したい。

所信表明に1年間の監督として50%の思いを入れている。それも1カ月くらいの時間を掛けている。これが1年間ぶれない秘訣だ。
「勝てない理由」「どこが問題化」を徹底的に分析、そして、「ミッション」「ビジョン」「スローガン」を創る。切り口は「心・技・体・知」だ。心は熱を生み出すこと、技と知は独自性、例えばヤマハの監督になって直ぐにコーチをフランスに派遣した。日本ではどこのチームも採用していないフランス式のスクラムを組むためだ。ちなみに、このスクラムで、昨シーズンはトップリーグ14番目と言われたヤマハのスクラムが今年は1番になった。

ミッションは感動創造、ビジョンはハイプレッシャー、スローガンはヤマハブルーだ。スローガンは選手の行動を示唆するものでなければならない。ブルーはヤマハのユニフォーム、ラグビーはユニホームをめがけてボールを奪い合うスポーツだ。ヤマハブルーは奪い合う行為をイメージする。

ミッション・ビジョン・スローガンが揃うとプライドが持てる。プライドを持つと競争が始まるのだ。最後まであきらめない力が生まれる。それが熱さだ。熱さは、上からは与えられない。選手から上がってくるものでありそれでないと本物にならない。

早稲田がトヨタに28:24で勝った試合がある。残り15分、秩父宮球技場の観客は総立ち、そして奇跡が起こった。

「試合を観た足が不自由で電車にも乗れない女性が、ひとりでフランス旅行に行けたことを手紙に綴って送ってくれた。末期がんのファンが、試合後、元気になり1週間だが家族と過ごすことが出来た。」これは清宮監督に送られた手紙の一節で事実である。

熱いチーム、感動を与えられる集団になると何かが変わる。ヤマハは昨シーズン11位のチーム、このチームが、今年の全日本選手権で優勝するチャンスが3月にある。それを信じて熱いチームを創っていきたい。

がんばれ清宮監督、がんばれジュビロ、あきらめるな日本の政治

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