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2012年4月 1日 (日)

自然死のすすめ

Img_0002新聞で、老人ホーム「同和園」の所長兼医師「中村仁一」氏の著書、「大往生したけりゃ医療とかかわるな」が好評…という記事を観、すぐに購入、読んでみると目からうろこでした。仏教の思想的背景が強いエッセイですが、生き方を深く考えようと思っている方にはお勧めです。

人間は生まれたら必ず死ぬわけなので、どう死ぬか?逆説的にはその間をどう生きるか?が大事。現代医療は、老化に対しても治療をつくしているが、それは患者を苦しめている。病気であってもけがであっても、そしてガンであっても、人間は死ぬ間際にはモルヒネのような物質が出てきて痛みを感じず安らかに往生するものである。延命治療は極力やめて、自然死を推奨する。

というものです。受け入れられない方もいらっしゃると思いますが、十代の後半に高田好胤の著書を読み漁り仏教の生・病・死に興味を持ちはじめた自分には、これからの生き方を考える道しるべのひとつになりそうです。

記述を2カ所引用してみます。
かつて四半世紀以上も前にアメリカ合衆国の権威ある学術専門誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」の編集長、インゲルハイム氏が「病気の80%は医者にかかる必要がない、かかったほうがいいのが10%強、かかったために悪い結果になったのが10%弱」といいました。
「還りの人生」においては、いやでも「老・病・死」と向き合わなければなりません。基本的には「老い」には寄り添ってこだわらず、「病」には連れ添ってとらわれず、「健康」には振り回されず、「死」には妙にあらがわず、医療は限定利用を心がけることが大切です。

病気で苦しんでいる方には大変失礼な内容を載せてしまいましたが、年を取ったら(感覚的には65歳~70歳くらいのことに思いますが)…ということという思いで書いてみましたのでご了承ください。

さて、55歳の自分も、そろそろ「還りの人生」に差し掛かっています。自分を良く見つめながら、自然に還る日が穏やかに迎えられるように、下り坂を急がずあせらず一歩づつ降りていきたいと思っています。

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