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2012年9月 6日 (木)

夫婦は反射鏡

ヨガ教室をやっている家内の友人からのお誘いで、磐田市倫理法人会のモーニングセミナーを覗かせていただきました。

この会の趣旨は、「心を整える」こと。今日のテーマは「夫婦は反射鏡」でした。

人は男性と女性と、なぜ二様になっているのであろうか。これは、人に限らず、陰と陽と、+(プラス)-(マイナス)と二通りの対立と、その合一によって、万象(すべてのもの)を、生命を、幸福を生み出すように出来ている。

生成発展(うみいだし)は、相反する二つの力がとけあって一つになったとき生れる。 夫婦は合一によって、無上の歓喜の中に、一家の健康と、発展と、もろもろの幸福を産み出す。ただに子女を設けて、子孫繁栄のもとを成すばかりではない。 

こう見てくると、男女は、その肉体は相反し、相補うように出来ていて、ピタリと合一するようになっているが、その心はどうであろう。 結婚の当時はうまくいくが、次第に離れて、全くはんたいの方向にさえ行ってしまう事がある。そうなると、家のことは、ちぐはぐになって、仕事も商売もうまくいかなくなる。 

それがこれまでは、仕事の方ならば夫のせいにし、又子供のことなどは妻の責任にした。これが実は大まちがいである。すべてが、夫婦の心の一致しているかいないか、にかかっているのである。 これが新しい倫理の一つの大きい特色(ちがい)である。夫婦の一致和合こそは、幸福のもとである。

どうしたら完全な一致が出来るであろうか。 これまでは、妻は夫を改めさせようとし、夫は妻をやかましく言った。それが大まちがいであった。夫婦は互いに向いあった反射鏡である。 夫が親愛の情にもえてやさしくすれば、妻は尊敬信頼して、世の中に夫より外に男性はないと、ただ一途に夫にたよる。この時夫は又、世に妻より外によき女性はないと、愛情をかたむける。そして明朗愛和、常に春のような、なごやかな家庭がつくられる。

反対に夫がいばりすぎ、封建思想をふりかざすと、妻は小さくなって、内にこもって亀のように強情になる。妻が出しゃばり高ぶってやってのけると、夫は猫のようによわよわしく、ゆうじゅうふだんになり、どこに行っても馬鹿にされる。 

互いに照らす一対(いっつい)の反射鏡、見事によくそろった夫婦が、どこにもここにも百面相を展開している。夫婦が互いに相手を直したいと思うのは逆である。ただ自分をみがけばよい。己を正せばよい。その時、相手は必ず自然に改まる。夫婦は、いつも向いあった一組の鏡である。

心に沁みます。

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