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2012年10月27日 (土)

会派の視察で…



24日から26日、会派「新磐田」と「公明党磐田」の7人で、視察研修に出かけました。視察は先進事例を見学、学習して政策に活かすことが目的ですが、議員同士のコミュニケーションの場でもあります。個々の議員は、それぞれのバックボーンを持っています。その違いから日頃は個人の活動が中心となり、会派であっても、共同で調査研究を進めることは稀です。

しかし政策提言に結び付けるためには、市民の意見収集はもちろん、調査研究も共同で行う方が効率的で実現性も高くなると思います。そのためにも、会派やそれを超えた議員同士の連携が必要と感じています。

明日の議会報告会も、その手段のひとつと考えていますが、視察も議員連携のひとつと考えています。磐田市でも「政務調査費」という調査研究費用があり、研修費や広報費、そして視察の交通費などに使っています。議員一人当たり年間30万円です。税金なので、結果を活かせるよう、有効に使い成果を出せるよう努力したいと思います。

さて、視察ですが、3日間の概要を簡単に記録しておきます。

「1日目」秋田県横手市:横手やきそばで有名になりましたが、産業立地が難しい中の町おこしのひとつとして、観光資源の主力に「横手やきそば」を位置づけて活用しています。産業と行政のかかわりや観光資源としての活用、経済効果などについて、事例を交えた話を聞き、今後の活性化のアプローチを考えるうえで参考になりました。Dscn0632_800x600

「2日目」午前は、盛岡市に伺い、自転車を活用した市街地の環境対策を聞いてきました。盛岡市は30万都市で県庁所在地、磐田市とは立地はことなりますが、市街地への自家用車の進入を抑え、公共交通機関と自転車とのバランスを取ることで、安全で環境に優しい市街地づくりを進めていました。長期ビジョンを持ち、現実的に政策を進めていることが印象的で、磐田市に欠けているところでもあり、今後の政策提言では、意識したい課題認識を持つことが出来ました。Dscn0646_800x600
午後は、バイオマス発電、小岩井農場は、乳製品の販売などで全国的に有名ですが、広大な敷地の中にバイオマス発電所を別会社で経営し、電力と堆肥の自給をしています。農場と発電所を別会社で切り離しているため、発電所のみの経営が明確になっており、なかなか採算ベースに乗らない発電所が多い中、このバイオマス発電所は経常収益が出ており、今後外部に売電することが出来れば、投資回収も計画時期内に可能だということです。Dscn0640_800x600バイオと言っても牛糞や残渣を使ったメタンガスによる発電であるため、どうしても匂いが強く、周囲に人家の無い牧場内の発電所という立地条件が無ければ実現不可能と思われ、参考にはなりましたが、課題は多いと感じました。

「3日目最終日」今回、東北まできた最大の目的は、六ヶ所村の原子力燃料の再処理工場を見学することでした。3時間、しっかりと見学でき、まだまだ不十分ですが、原子力燃料の現状と課題を認識することが出来ました。Dscn0648_800x600



使用済み燃料の最終処分場の問題のみがクローズアップされますが、そもそも、ウラン燃料にしても輸入に頼らざるを得ない状況下で、核燃料サイクルを回しながら、発電用の燃料を確保しつつ、最終処分しなければならない使用済み燃料を減らしていこうという目的で立地された施設です。低レベルの最終処分場と中間貯蔵施設については稼働し、役割を果たしていますが、最終処分に向けた取り組みは、とん挫した状態になっています。この施設を運営している日本原燃㈱の皆さんが、原発ゼロという政府の決定を真摯に受け止めながらも、処理すべき核燃料サイクルの今後が明確でない中、現在できることを精いっぱい進めています。将来の方向性と、そこへ向かうプロセスの両方を慎重に検討し、丁寧に説明しながら進めていくことが重要とあらためて感じました。Photo

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