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2012年10月12日 (金)

住民自治を考える

住民から請求のあった「浜岡原発再稼働の是非を問う住民投票条例」が県議会本会議で否決されました。将来のエネルギー問題を問うこのテーマに、住民投票はそぐわないという判断もあろうかとおもいますが、少し前のブログにも書いたように、条例の不備についての議論と報道に終始してしまったのは残念です。1012

9月に片山元総務大臣(鳥取県知事)の地方自治に関する講演を聞く機会がありましたが、氏は、地方自治は住民自治であると明確に話されていました。それは地方自治法の精神に、議会制民主主義と住民の直接参加を組み合わせて、より住民の意思に沿った自治を行おうという考え方がある…というものです。

しかし現実には住民投票ひとつとっても、その運営のための法整備が出来ていません。身近な請願や陳情の制度も十分機能しているとはいいがたいものがあります。また議会の側も準備が出来ていません。さらには、投票率にも表れているように、住民側にも当事者意識の不足が否めません。国には地方自治法の見直しをお願いし、私たち議員は住民の意思をしっかりと受け止められる懐の深さを持たなければならないと感じます。

住民と議会が一緒に議論する…民主主義においては当たり前のプロセスですが、正直私たちは慣れていません。急ぐ必要はないと思いますが、世代を積み重ねながら、日本人にあった民主主義を育てることが大事ではないでしょうか?

県議会では、今回の経緯を踏まえ原発を考える議連を発足するようですが、合わせて直接請求と議会制民主主義を考える議連も作っていいただき、検討を進めていただければと願います。

磐田市議会では、議会基本条例の実践の第一弾として議会報告会を開催します。議員全員で議会の報告をし市民の意見をいただくものですが、これをきっかけに、市民の直接参加を進めながら議会の存在意義を高めていければと考えています。

いずれにしても、次の世代を信じて一歩いっぽ前に進めるよう努力したいと思います。

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