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2014年3月12日 (水)

総務委員長の仕事

昨日は3.11、今日は3月の第3週の水曜日なので、製造関係の大手労働組合が一斉に回答を引き出す集中回答日…山場…です。が、小生は、総務委員会報告の作成でパソコンに向かう日々が続いています。

議会の総務委員長…といえば聞こえがいい訳ですが、実際の仕事は、委員会の議長役と議事をまとめて予算委員会や本会議で報告すること、が主なもの。

具体的に書いてみると、3/4が委員会、10時から17時30分まで6時間以上の集中審議を行いました。3/6には、録音テープを基に、業者が作成した議事録の第一稿が出来あがり、それを基に、3/13の予算委員会、3/24の本会議の報告に向けて報告書を作成する。

すなわち、6時間の議事録を30分の報告書にまとめる作業が、総務委員長の大事な仕事です。(もちろん磐田市には民生教育委員長、建設産業委員長もあり同様の作業をしています)

大したことはないと思うかも知れませんが、委員会では、議員それぞれが議案に対して疑問に思ったことを質問し、当局が答弁する訳ですが、通告して原稿を基に発言する本会議と違い、その場の会話なので、主語・述語といった文脈がバラバラで、その場では会話が理解できても、文章にのは大変です。結局実働で、4時間×4日掛かりました。

と言ったわけで、1年間の委員長経験を通じて、1期目には分からなかった、委員会終了から本会議までの長い休会の意味が、やっと理解できました。

が、しかし…、委員会も公開だし議事録も残るし、委員会の報告を、予算委員会や本会議で、また30分もする必要があるのかな?質疑の結果ではなく、議員からの意見と採決結果だけでいいのではないかな?いや、そもそも議員同士の議論の時間がほとんどない???地方議会には、まだまだ多くの課題があります。

こうした慣例は、長い年月をかけて定着してきたものだと思います。国会は、議員内閣制なので、政府の各省庁のトップは国会議員もしくは国会議員である総理大臣が任命します。したがって、議員同士の議論を進めるのに、特段の努力はいりません。

一方、二元代表制の地方議会では、議論の相手がどうしても首長にならざるを得ないため、議員同士が議論し、予算の修正や条例の制定を進めていく土壌が生まれてこなかったという歴史があると思います。

もちろん、こうした中央と地方の関係は、戦後の復興期、高度成長期には有効な政治形態だったと思います。

しかし、山の頂上を極め、山を下り登りなおすか、尾根伝いに次の頂上を目指すかの選択を迫られている状況に置かれた日本の現状を考えると、中央政府は安全保障や外交に特化し、生活に関わる政治課題はすべて地方が権限を持つように変えていく必要があるのではないでしょうか?地域主権とか地方分権というころですが…。Dscn2627

春がそこまでやってきました。これまでの歴史を踏まえ、それをしっかりとこなしながらも、日本の将来を考え、一歩でも半歩でも、前に進むよう努力をしていくことが、今に生きる私たちの責任かも知れません。

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