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2015年2月19日 (木)

いい会社

昨日18日は、春闘の一斉要求書提出日でした。自動車や電機業界の労働組合が、一斉に要求書を提出しました。もちろん要求金額も同じです。

ベースアップは、文字通り、物価に対するマクロでの賃金水準の調整です。いわゆる春闘は、1956年ごろに製造業の労働組合が結集し提唱してきたものです。1970年ごろからは生産性基準原理という、急激な物価上昇を避けるためには、賃上げを労働生産性上昇の範囲内に抑えることが必要という考え方を打ち出しました。

労働組合も経営者も、水準では若干の違いはあるものの、マクロでの物価と賃金の関係をキチンと把握しながら交渉してきたのが、高度成長もしくは安定成長時代の春闘だったと思います。

また、定期昇給とベースアップを区別せず、平均賃上げ○○%という要求をしていたことも、当時の特徴です。これは大ざっぱな方が、中小経営者も、親会社の顔色を観ながらも、実際はうまく賃金を上げてこられたということも、聴きました。

従業員の給料を上げて気持ち良く働いてもらいたいという気持ちは、どの経営者にも共通だと思います。(例外はあるようですが)

安倍総理の賃上げ発言は良いのですが、経営者と労働者のマクロレベル(組合の無い中小の会社も含めて影響が及ぶという意味も含みます)での合意が出来るような調整していただけるとさらに良いのではと思います。

経営者が「全員一律のベアは…」という発言を行いますが、労働組合は平均のベア原資を要求しています。成績で配分するのか経験で配分するのか?などが企業で異なることは当たり前ではないかと思いますが…。牽制球なのか本心なのか?牽制であっても、もう少し論理的な発言をして欲しいものです。

さて「いい会社」は「会社を取り巻くすべての人々がいい会社だねといってくださる会社のこと」だそうで、これは伊那食品工業㈱という48年間連続で増収増益を続けた会社の社是だそうです。会社は関係する人々みんなのもの…、是非そうした共通認識で労使交渉が行われることを期待します。

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