« 市議会レポート第36号 | トップページ | 議会の役割分担 »

2015年5月18日 (月)

課題山積の地方議会

昨日、大阪都構想の住民投票が実施されました。都構想自体は反対多数で否決されましたが、地方選挙よりも高い投票率が示すように、政治への関心を高めたことは大きな成果だったのではないでしょうか?

市と県との役割分担の問題は、大阪に限らず、どこの自治体も抱えています。静岡県においても、静岡市の行政に対する知事の発言に象徴されるように、市民には、分かり難いことが多くあると思います。

大阪都構想における、区が地域政策を進め、消防や警察、インフラ整備は都が行うといった明確に役割分担は、否決されたといっても、今後の行政運営のあり方に一石を投じたのではないでしょうか?

4月に行われた静岡県議会議員選挙の投票率は、50%を割っていました。合併し、定数削減が行われ、磐田市においても、30の自治区に対し議員定数は26、複数の議員がいる地区もあれば、まったく議員のいない地区もあります。

ほとんどすべての地区に議員がいた昭和の時代には、その地区の要望を実現することが地方議員の大切な役割でした。高度成長の中で、住民ニーズに応えていくという目的から住民と議員の利害関係は一致しており、投票率も80%程度で推移していたと思います。

安定成長、低成長、デフレ…と社会環境が変化し地方財政が厳しくなり、住民の将来不安が増す中で、地方議員にも大きな視野と長期展望が必要となってきました。

過渡期化も知れませんが、広い視野・長期展望といった生活感のない課題は、住民には見えにくく判断がしにくいものかも知れません。より一層、分かりやすい説明や足を使った住民ニーズの吸い上げが必要だと思います。

先週の5月臨時議会で、私は「議会運営委員長」に選任されました。議会運営委員会は、定例の議会運営についての審議決定をする場ですが、磐田市議会では、4年前に議会基本条例を制定し、市民に開かれた議会、議論する議会を目指しています。この条例に沿って、議会の「政策集団化」「見える化」を進めることが、議会運営委員会のもうひとつの役割です。一歩ずつ着実に歩んでいければと思います。

|

« 市議会レポート第36号 | トップページ | 議会の役割分担 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/526797/61606758

この記事へのトラックバック一覧です: 課題山積の地方議会:

« 市議会レポート第36号 | トップページ | 議会の役割分担 »