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2015年7月

2015年7月30日 (木)

組合の功罪

世の中には、様々な…組合があります。「ひとりは万人のため、万人はひとりのために」もちろん、弱いものが助け合って成長していくための組織。

NHK朝のニュースで、報道していましたが、外国人観光客が増えてホテルが足りなくなっているそうです。実は、一昨日昨日と議会運営の視察のため1泊で出張をしました。宿泊した大阪のホテルで外国人観光客の増加を目の当たりにしたのです。宿泊を手配していた職員から、なかなかホテルが取れない…と聞いていましたが、やっと予約できたそのホテルも、外国人客で一杯でした。

さて、そんな中で、金沢のとある方が、自分のお宅を開放して外国人客を宿泊させてたことに関し、現在の法律に適合しないため、新たな法整備が必要であるという報道がされていました。そこまではフムフムと聞いていたのですが、それに対し全国旅館業組合(正確でないかも知れませんが)からは、今の法律に適合しないものは認めるべきではない!というニュアンスの反対があったという内容が放送され、???と思った訳です。

まさか自分たちの利益を守ろうとしていないだろうか?

私たち労働組合も、自分たちを守るために、産業への新規参入や中小企業に対し仲間と同様の助け合いの心を持って接しているだろうか?過去を振り返れば、かならずしもそうでは無かった事例がたくさんあるように記憶しています。反省すべきことも多くあります。

労働組合や様々な事業組合は、産業の発展や雇用の安定、労働条件の向上に大きな役割を果たしてきたことはまちがいないと思います。

しかし、経済が成熟し人口の自然減が始まっている日本の現状を考えると、今までのスタンスから、大きく門戸を開いた考え方と行動が必要な気がします。助け合いとは命がけの行動なのかも知れません…。

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2015年7月27日 (月)

一喜一憂

Photo昨日の午前、高校野球静岡大会の準々決勝が行われ、磐田南高校が見事勝利、準決勝に進みました。そして、その夜、ジュビロ磐田は1対0で完封負け。順位こそ変わりませんでしたが、J1昇格がけっぷちとなりました。

Photo_2本格的な夏が訪れ、青い空が戻り、暑いとは言っても何となく気持ちがたかぶる季節です。毎日しっかり汗をかいて、積極的な行動に努めたいものですね…。とはなかなかいきませんが!!

Photo_3時間を見つけて、福田のはまぼうの写真を撮ってきました。ちょっと最盛期を過ぎてしまい、ちり初めでしたが、青空に黄色のはまぼうは、暑さを吹き飛ばしてくれるようです。暑い夏、はまぼうのようにがんばれジュビロ!

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2015年7月23日 (木)

会派「新磐田」の議会報告会

Shiniwata会派「新磐田」の議会報告会を8月1日(土)2日(日)に市内4会場で開催します。是非、足をお運びください。

「新磐田」という会派は、6年前、私の初当選した期に、民主党及び無所属の議員で結成しました。結成当時、組合系が3名、民主党が1名、地域推薦が1名、市民活動から1名という構成でスタート。自分たちも市民からも政策軸がはっきりしないと言われながら、それでも「市民の声をしっかり聴く」「要望ではなく政策提言をする」という行動軸をしっかり持ってやろうと、現在に至っています。

現在の構成は、組合系が2名、民主党1名、社民党1名、市民活動から2名という構成で、さらに考え方の幅が広くなっています。がしかし、この幅広い考え方が、新磐田の武器でもあります。

具体的には、それぞれの議員の背景には幅広い市民の意見があり、多くの視点からの議論により、客観性を持った政策提言が出来ることです。加えて、会派の約束事として「相手の考えを否定せず、自由に意見を言えること」「決めたことは、たとえ自分の考えと違っても守ること」について、当初から大切にしていることがあります。それが、代表質問などで、自信を持って、会派の政策提言が出来る原動力になっていると思います。

前置きが長くなりましたが、こんな会派「新磐田」です。是非、話を聞いて意見を言っていただくため、報告会に足を運んでいただけると幸いです。

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市議会レポート第37号

市議会レポートが出来ました。ご覧ください。
「shigikaireportvol37.pdf」をダウンロード

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2015年7月22日 (水)

梅雨明け

Photo台風一過となり、月曜から突き抜けるような青空が見えるようになりました。暑いとは言っても、じめじめ感が無くなり気持ちも明るくなります。(写真は、伊吹山五合目から山頂を望む)

しかし、新聞やTV、ネットからは、あまり明るいニュースは聞こえてきません。今朝も、NHKニュースのトップは、東芝の粉飾決算。先日はトヨタ役員の不祥事があったばかり…。トップ企業の暗いニュースは、本当に残念です。

リーダーの役割…と言った本もたくさんありますが、どんな組織であれ、リーダーというのは本当に難しいと思います。自分も(労働組合ですが)経験をしてきました。また、いろんなリーダーを観てきました。その時に「部下は王様のように…」「報連相は、上司から部下へ」という言葉を聴き、平時のリーダーのあり方について、様々な思いを巡らせた時期がありました。

部下に命令したくなる気持ちは分かりますが、企業競争とは言っても戦争ではありません。「企業に命を懸けてもらっては困る」どなたかの言葉ですが、平時のリーダーに変わりありません。出来るだけ命令しないで、物事を進められるような自立した部下を育成することが、現代のリーダーには求められているような気がします。もちろん、決定したこと、とりわけ面倒なことは、リーダーが先頭に立って進めることは言うまでもありませんが…。

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2015年7月17日 (金)

国民の安全を保障する

Photo安全保障関連法案が賛成多数で衆議院を通過、これから参議院の審議が始まります。参議院は「良識の府」、安倍首相が明言しているように、国民の理解を得るための最大限の努力を期待したいと思います。

磐田市議会では、7月7日に閉会した6月定例会において、安全保障関連法案の国民の理解を深める努力と丁寧な審議を求める意見書を全会一致で採択し、国に提出をしました。磐田市議会における全会一致は、文字通り25名の議員全員の賛成を得たというものです。

安全保障は、政治の最も重要な役割です。人間は共同生活によって安全を担保しようと努力してきました。野生動物から身を守ることに始まり、村を作り都市を形成し、国家を構築し、安全な生活を求め続けました。

しかし、自然災害に対する人間の無力さを感じ、世界中至る所で争いが続き、日本国内においても犯罪件数は減ったとはいえ、想像を絶する犯罪のニュースに事欠きません。数千年の努力の結果、残念ながら人類は安全を手に入れることは出来なかったという見方も出来ます。

交通安全の講座での「安全とは努力し続けることだ」という一節が印象的です。安全という状態は、努力し続けなければ得られないということです。的を得て妙、心に響く言葉でした。

また、ある科学者は、世界の人口が100億人になったとき、人間以外の動物と植物は地球から姿を消すと言っています。その科学者の言葉を借りれば、生物はすべて炭素と水素で出来ている。地球上のすべての炭素と酸素を足しても人間100億人以上の量は無い。ということのだそうです。

人間も食物連鎖の一員であるとすれば、基本的な死のリスクからは逃れられません。地球上の生物と共存することはもちろんですが、まずは、人間同士が共生できるよう、隣人、地域、国同士が協力し合うことが必要ではないでしょうか?

安全保障に対する基本的な考え方を今一度、国民全体で共有するための議論が不足しているような気がします。参議院においては、平和とは何か、それを阻害する問題は何か、平和を維持するための努力として私たちは何をすべきか?という、法律の解釈ではなく、日本の置かれた現状の中で、平和を求める私たちの気持ちに沿った議論を期待したいと思います。

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2015年7月 8日 (水)

市議会の役割

磐田市議会6月定例会が閉会しました。例年に比べ、補正予算などがやや少なく、一般質問に立つ議員も少数で、客観的な見方をすれば、盛り上がりに欠ける議会だったということになります。

しかし、磐田市の今後に影響する大きな事業についての条例制定が2件ありました。ひとつは、「市民文化会館の建設検討委員会設置条例」です。昨年度に、耐震性と老朽化による現市民文化会館と市内にあるホールの必要性について市民からの代表も交えて議論をし、新たな市民文化会館を建設し、その他のホールについては、老朽化したところで閉館とする方向を確認しました。その結果に基づき、新たな会館の具体的な構想・計画を進めるものです。磐田市のシンボルではあっても、国立競技場のようにならないような議論を期待します。

もう一つはJR新駅の寄付金口座の開設「正式には基金」です。おそらく、磐田市に3駅は要らないという意見もあるかと思います。しかし、20年以上前とはいえ、地域からの要望を受けた議会が全会一致で設置をJRに要望することを決定し、平成17年の合併時にも磐田市のマスタープランとして引き継いできた経過は重いものです。請願当時は、ほとんど茶畑だった周辺も住宅街へと変容しました。新しいJRの駅は、住宅街の通勤や買い物客など、周辺市民の足として活用されるよう、バスやパーク&ライドなどの交通手段との接続をしっかり考えていくことが大事ですね。

Imgさて、市議会は、市の事業や仕組みについて意見・提言していくことに加え、市民の思いを県や国に伝える役割も担っています。そのひとつが、意見書です。今議会において「安全保障関連法案に対して、十分な審議を求める意見書」を国に提出することについて、全会一致で決定しました。国の防衛に関することについては、会派・党派で考え方に大きな違いがあります。しかし、今議会では、意見の違いを超えて、「国民に十分理解が出来るような議論を丁寧に進めてほしい」という議会全体の合意を、意見書として提出しようということになったものです。

「様々な意見を交わしても、粘り強く議論を続け合意点を見つけ出す」という民主主義を一つひとつ実践していくことは、とても大切な仕事ではないでしょうか。新聞も、なかなか大きく報道してくれませんが、今後とも、是非、磐田市議会に注目をお願いします。

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2015年7月 3日 (金)

偶然は必然の積み重ね

なでしこがイングランドに勝利、アメリカとの決勝戦に進みました。1対1の同点から、決勝点はオウンゴール、接戦をものにしました。

報道によれば、オウンゴールは、FW2名が走りこむところに、強く低いボールをセンタリングした結果だったということです。川澄選手が走りこむ選手の動きを観て狙い澄ましたボール。

スタイルは違っても、プロ選手同士の試合は紙一重です。運もあると言いますが、その運を掴むのは努力の結果、なでしこジャパンは、必然でその運を掴むことが出来たと言えます。

仕事においても、私生活においても、その成否を(正確には失敗)、私たちは自分の努力以外に責任転嫁しがちです。しかし、冷静に考えてみれば、失敗には必ず原因があり、良くわからない中での成功にも、それまでの長いプロセスに支えられてのものかも知れません。

エジソンは、白熱電球を発明しましたが、そこにたどり着くまでには3,000回以上の実験に失敗していると聞きました。「幸運の女神は、後ろ髪がなく、追いかけるのではなく、先回りして待っていなければ、幸運は掴めない」そうです。まさしく、偶然は必然の積み重ねです。

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2015年7月 2日 (木)

市民の情報

昨日は、ある労働組合で、「語る会」という意見交換会を開いていただきました。意見交換の内容は割愛しますが、感じたことを二つ…。

ひとつは、行政も私たち議員も、広報や機会ある毎に説明しているつもりでも、市民一人ひとりには、なかなか伝わらない・誤解しているという事柄が、いかに多い事か…ということです。一例をあげると、防潮堤の建設や津波の想定などについては、良くわからず不安だけを抱えている方がまだまだ多いということ。

既に、様々な対策を進め、最新のハザードマップも全戸配布されたところなのですが、今一度、しっかり伝える方法を考え直す必要があるのでは?と感じました。

二つめは、行政と自治会の関係、自治会関係者は、行政が何でもかんでも丸投げしている…と受け取っていることです。一事が万事ではないと思いますが、敬老会の運営を始め負担に感じていることは確かなようです。通常、自分にとって有益なことは負担に感じませんから、根底には「やらなくても良いこと」をやらされている感があるように思います。

いずれにしても、伝えること、事業の取捨選択をしっかりすること、など、市民生活の原点を、しっかり考えていかなければと感じました。

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2015年7月 1日 (水)

晴耕雨読

久しぶりにしっかりした雨が降る1日のようです。今年の梅雨は、上空の寒気が抜けないため関東地方では雷や突風などが頻繁に起こっている一方で、梅雨前線が動かない影響で大変な雨量となり、九州地方を中心に土砂崩れなどの被害も頻発しています。

中部地方は今のところ穏やかで、例年に比べ気温が低いことを除けば、梅雨らしい気候となっています。今後の行方は良くわかりませんが、最近は大風の直撃などもあり、夏から秋にかけては注意が必要かも知れませんね。

さて、そんな雨も晴耕雨読という言葉があるように、気持ちの持ち方次第で穏やかに過ごしたいものですね。

最近、塩野七生の十字軍物語を読み返しています。十字軍は、十二世紀・十三世紀、封建時代のヨーロッパが、聖地エレサレム奪還のために派遣した軍隊。その十字軍により、イスラム圏となっていた聖地をキリスト教徒に取戻しエレサレム王国を建設しました。

しかし、エレサレムはイスラム教徒にとっっても聖地であり、今度はイスラム教徒側がジハード(聖戦)を呼びかけ、再度イスラムの領土に、そして今度はキリスト教徒が…という歴史を、塩野七生の思い切りの良い筆遣いで物語っています。

安全保障関連法案が国会審議されています。日本周辺地域において、アメリカとの関係をしっかりしておくことは重要と思いますが、宗教に石油の利害が絡んだような、中東の問題に対する武力的な対応については、同盟国…といったことではなく、宗教的な感情を持たずに考えることが出来る数少ない先進国として、全体を俯瞰した議論をし、欧米諸国とは、異なる立場からのアプローチを考えることも大切ではないか。

そんなことを思いながら、愛読書を引っ張り出し梅雨の夜を過ごすのも、年齢とともに楽しみになりました。

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