« 2015年7月 | トップページ | 2015年9月 »

2015年8月

2015年8月27日 (木)

コミュニティスクールって何?

文部科学省の方針として、その学校のある地域住民の意見を反映しながら小中学校の運営を行う「コミュニティ・スクール」を普及していこう、という考え方があり、その方針に基づき、全国各地で様々な試みがされています。

Photo

磐田市では、後掲のフォーラムにおいて発表のあった豊岡学府(中学校区)など数校で、コミュニティ・スクールの試行がされ、その結果を受けて、本年度からは、全公立小中学校で、コミュニティスクールを推進していくことになりました。

こうした動きの中、8月26日(水)アミューズ豊田において、コミュニティ・スクールフォーラムが開催されました。教育長挨拶、趣旨説明、豊岡学府の事例発表の後、常葉大学 安藤教授の講演が行われました。

安藤先生は、2009年に修善寺南小学校で、文部科学省の指定研究としてコミュニティスクールを実践してこられた方で、学者ですが経験を踏まえたお話を聞かせていただきました。

コミュニティ・スクールとカタカナでは、なかなか雰囲気が分かりませんが、旧見付学校は、資金も運営も地域と行政の協力で進められたそうで、昔は、学校と地域はもっと近かった、それを現在にアレンジしたものだ…という説明もあり、感覚的にも分かりやすい講演でした。

そもそも学校は学問を教えることが第一義で、しつけや生活の基本的な態度や集団における礼儀などについては家庭で親の背中を見て学習するものはないでしょうか?そのことにより、節度と個性がある人格が形成されていく…という理想は、現代には通用しないのかも知れません。

住民は、十人十色です。コミュニティ・スクールという考え方には共感できるものの、その実践の道のりは、困難を極めるものと感じます。教育委員会には、それを乗り越える知恵と粘り強さを持つことを期待したいし、忍耐強く前に進む教育委員会を応援していきたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年8月26日 (水)

子ども議会

Photo
子育てなら磐田、教育なら磐田を嘱望している磐田市と磐田市教育委員会が、「子ども議会」を開催しました。

政治は皆のもの…とは言うものの、日本人にとって、公の場で意見することは勇気がいるものです。現在もあまり変わらないようで、子ども議会の議員として、学校代表になった子どもたちも、原稿を作り、一生懸命暗記してきたようです。(残念ながら自分には無理なので感心してしまいました。)

とはいえ、市長も教育長も並んだ市役所幹部の面々を前に、意見を述べた経験は、子どもたちの記憶にしっかりと残るものと思います。また、市内の小中学生が勢ぞろいしての子ども議会なので、学校や地域によって、様々な意見があることも実感したのではないかと思います。

意見の違いを尊重し合いながら、みんなで議論し、方向性を導き出していこう、という民主主義の一端を体験した子どもたちが、未来の地域や日本、そして世界を考え、平和で物心ともに豊かな社会を作るために力を合わせていくことを期待します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年8月21日 (金)

バリアフリー社会

昨日、2つの寄贈に立ち会いましたので、簡単に紹介し、こうした活動に関する自身の思いを記載しておきたいと思います。

ひとつは、自動車総連(トヨタ・ホンダなど自動車メーカーの労働組合の集まり)の一員としてのヤマハ発動機労組の車両寄贈で、通いで就労支援をしている障害者施設「なごみかぜ」に、軽トラックを贈るというものです。自動車関係の労働組合では、毎年「福祉カンパ」の活動をして、集まったお金で、寄贈や施設等との交流を行っています。その一環が、この寄贈活動になります。

2015さて、この施設は、これまでパンの製造や自動車部品の簡単な組み立ての仕事で障害者の就労支援をしていましたが、農作業の取り入れを計画していることから、運搬用の車両のニーズがあり、軽トラックを贈ることにしたものです。中古を探さなければと思っていたところに、新車の寄贈を受けた施設の皆さんは、本当に喜ばれていました。

もうひとつは、労働組合の本社と本社工場の支部が毎年開催しているファミリージャンボリーというお祭りの中で行うチャリティバザーの売上金を、磐田市社会福祉協議会に寄贈したものです。

2015_2社会福祉協議会は、市から運営資金を交付されて活動している、いわゆる市の外郭団体ですが、高齢者支援、子育て支援をはじめ、社会福祉ニーズは年々高まる一方で、その運営は岐路にあると言われています。
そうした状況を踏まえ、子育てサロンの運営や公園の遊具充実、福祉イベントなどの原資にと、バザーの売上金、約5万円強を寄贈したものです。

さて、表題に「バリアフリー社会」と書きました。自分は若いころ、ほとんど全てが会社中心の生活でした。朝7時前に家を出て10時過ぎに帰る。週1日程度しか取れない休みにも、ごろごろしているか会社の仲間と過ごす。という、いわゆる会社人間。会社は、バリアフリーとは正反対の階級社会、肩書社会です。社内はもちろん、企業同士のつきあいも、肩書を気にしながらのつきあいにならざるを得ません。

そこから飛び出し(あふれて?)労働組合の専従(WEBで調べてください)になりましたが、残念ながら、そこも階級社会の延長でした。しかし、労働組合の活動で、初めて障害者施設に行って、焼きそばを焼きながら、利用者さん達と話をすると…。世界観が変わりました。「人は個性という違いはあっても上も下もない」ということを、何となく感じるようになりました。それ以来、様々なふれあいの場で、毎回、新鮮な交流をさせていただいています。

そうした感覚を持ちながら、様々な人間関係の中で仕事をするようになると…、どうでしょうか?「考え方の違い」「能力の違い」もちろん「見かけの違い」など違いを持つ多くの人と仕事をし交流しますが、違いを個性と感じ自然に人間関係をつくっていけるようになったように思います。

バリアフリー社会は誰のためでなく、社会に生きる一人ひとりのためにあるんですね…!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年8月19日 (水)

八ヶ岳

Photo16日、時間が出来たので、リフレッシュと体力づくりを兼ねて、北八ヶ岳の天狗岳に登ってきました。

夏もお盆を過ぎると、花の旬は過ぎるようで、山頂付近のお花畑は今一且つややガスっぽい天気でしたが、いい汗をかきました。当日は日曜日にもかかわらず、思いの外登山者が少ないようで、登りも下りも、あまり人とすれ違うことなく、静かでちょっとさびしいくらいでした。やはり、八ヶ岳というと赤岳やロープーウェイのある蓼科山・北横岳などが人気なのでしょうか?

山頂周辺は、岩登りのルートですが、傾斜はあまりきつくないため、本格的登山の気分が少し味わえて、家族でも楽しめそうです。また、今回は日帰りですが、山小屋に一泊すれば、白駒池などにも足を伸ばせそうなので、もう一度登りたい山のひとつになりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年8月18日 (火)

地域発!どうする日本

2015県の市議会議長会・町議会議長会の主催による静岡県市町議員研修会が、年1回、県の市町議員が一堂に会して開催されます。その研修会が昨日、グランシップで行われました。なお、研修会とはいっても1000人近くが集まるため、ビックネームの講演を聴講するという形式ですが…。

さて、昨日は「地域発!どうする日本」と題した「慶応大学教授 金子 勝 氏」の講演を聴講。さすがに現役教授の話には迫力があり、暑さに衰えた気力を刺激させられました。その概要を記録しておきます。

アベノミクスがメディアタブーとなり、経済に関する全うな議論が行われないため、日本が何をすべきかが分からなくなっている状態が今!である。
地域は疲弊し限界集落と言われる地域も出現し増えている実態がある。産業は地域から逃げている。格差拡大が止まらない現状を、これまでの集中メインフレーム的な経済で立て直すことは無理であり、地域分散ネットワーク型経済へと変革する必要がある。そのツールとしてICTやクラウドを駆使するのだ。

日銀は、GDPの7割を超える国債などの負債を抱えマネーを拡大してきた。物価上昇には様々な要因があるのに、マネー拡大のみで物価上昇させるアベノミクスにはいささか無理がある。
消費拡大には明るい将来見通しが必要なのにそうでは無く、26か月連続実質賃金が減少していることも、金融緩和している割に物価が上がらない要因のひとつとなっている。

もうひとつの切り口は、株高である。問題は経済と異なる動きである30兆円以上の年金が投入された結果の株高である。また、国内企業株の約32%が外国人投資家による株取引であることも問題である。企業の3分の1以上の株を外国人が持つと、外資系企業と言われる。その定義を当てはめれば国内の大手企業の多くが外資系企業となる。トヨタが5年間売買できない新株を発行したのは海外投資家からの防衛策である。

国際会計基準が、日本企業を変え、国内投資を減少させてきた。フリーキャッシュフローを拡大し、内部留保を増やし、自社株を上げることで、買収を回避することが企業の自己目的になりつつある。こうした、グローバリズムにおける企業の行動が定着してきた結果、国内へ投資しなくなっている。これは、地域の衰退につながる。
とりわけ、内需を支える中小企業が厳しくなっている。それは、非正規雇用による賃金の抑制へとつながり、さらに雇用の場を失った若者は都市へ向かい結局、非正規雇用になる。こうした悪循環が継続してきているのが現状である。15から55歳のコア労働者で非正規は700万人から800万人、15歳から24歳の労働者では3分の1が非正規で且つ1割は働いていない。

こうした格差が広がっている中にアベノミクスという高取得者層向けの経済政策は、さらに格差を拡大させている。物価が金利を超えることはなく、1,000兆円以上の負債を抱えた日本において、物価を上げても金利がそれ以上に上昇、負債が冷え続けることは不可避なのである。すなわち、アベノミクスに出口は無いのである。

これからどうするか?地元のエネルギーを地元で循環させることである。すなわち高校生をどれだけ地元で雇用するかである。新しい価値観は50年周期で変化すると言われる。産業構造変革の波である。1870年代後半からの石炭エネルギーによる産業革命、1930年代からの石油エネルギーによる第2次世界大戦をはさんだ高度成長、1970年代のオイルショック後のIT・金融による成長、そして2010年代、新たな技術革新による再成長のチャンスである。

これまでの成長を支えた集中メインフレーム型経済は、人口増加・成長が前提である。これからは、分散ネットワーク型経済を地域が独自にコントロールしていく時代である。地域の中で循環する経済により、自立した地域経済圏を作ってい事が、我々に課せられた命題なのである。

やや意訳してしまったところも多々ありますが、何となく「頑張ろう」という気持ちにさせる講演でした。戦後70年、いよいよ地方議員の出番かも…踏ん張っていきたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年8月 2日 (日)

議会報告会

昨日、8月1日と今日2日の2日間、市内の4会場で会派「新磐田」の議会報告会を開催しています。

20158すべて、開催は初めての会場なので、どの程度の方が集まるか心配でしたが、昨日の竜洋学供会館、青城交流センターともに、多くはありませんでしたが、形になる程度には参加していただき、たくさんのご意見をいただきました。

声は掛けるが動員しない…という議会報告会の運営を続けているため、残念ながら会場一杯の盛り上がりという報告会は、これまで一度もありませんが、新聞折り込みの案内を観て、是非、話を聞いてみたい、意見を言いたいという市民の方が、着実に増えているように思います。

また、一度、参加していただいた方も、毎回ではありませんが、かなりリピーターになっていただけているように思います。ありがとうございます。

継続は力なり、今日は南御厨交流センター(午前10時)、向笠交流センター(14時)です。少しでも多くの人に参加してもらえると幸いです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2015年7月 | トップページ | 2015年9月 »