国際政治・平和

2014年5月 3日 (土)

憲法記念日

私たち日本人は、憲法の議論を避けて通ろうとしているように見えます。憲法というと、どうしても9条が話題になり、「戦争をするつもりか?」という感情論になってしまいがちです。

私も今年58歳、もちろん戦争を知らない子どもたち世代です。私たちの世代は、中東などのODAに関わった人以外は、文字や映像でしか戦争を知りません。したがって、自衛や日米関係を対等にすべきという積極的平和主義の意見あり、9条は死守しなければという意見ありですが、冷静に論理的な議論が行われることはなかなかありません。

今日は、憲法記念日、戦後65年が過ぎ、そろそろ、国民が立法府に示す国の理念である憲法について、ひとりひとりが理解を深め、守るべきものは守ったうえで、新たな国の針路を議論していく時期が来ているような気がします。

象徴天皇、地域主権、二院制など、成熟した日本として、議論すべき課題があると思います。

おおらかな気持ちで、国民皆で議論が出来る環境になることを期待しています。

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2011年8月24日 (水)

民主国家

「リビアが反政府勢力によって民主化」という新聞記事が踊っています。欧米の思惑や利権が絡んだ石油などの資源保有国の民主化が進んでいるように報道されていますが、本当に民主化出来るのでしょうか?

リビアは、古代カルタゴの首都が合った歴史のあるところです。その後ローマの支配、イスラムの支配と続き、近代ではイタリアの植民地化政策により苦しめられてきた歴史があります。

第2次世界大戦後は連合国の占領政策の中、カダフィ軍事政権が誕生し、現在に至っています。たしかにテロは問題ですが、国民はカダフィ政権下、歴史的にはある意味、安定した生活を送ることが出来たとも言われています。

日本では、菅政権の後を、誰が引き継ぐかで、民主党の党首選挙が始まろうとしています。残念ながら「誰が」が先行し、理念政策が見えてこないもどかしさがあります。
民主国家日本は、高度成長の後、民主的に進路を決定できないでもがいています。

民主化の前に、自分たちの国、自分たちの地域を、自分たちで守っていく・子どもたちに資源を残していくという、人間としての原点を忘れないようにしたいと思います。

リビアが、そこに暮らしている住民の自治で、安心して暮らせる環境を取り戻せることを祈りたいと思います。

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2011年2月23日 (水)

リーダー不在

エジプトに続きリビアでも大規模なデモ、信頼を失ったカダフィー大佐はデモと戦う姿勢のようです。

2011sインターネット社会・情報社会は、情報で優位に立ち統治してきた従来のリーダーシップが通用しないことを示しました。もちろん日本では、情報公開を進めた民主党政権が、自らの組織力不足が明らかになり、窮地に立たされています。

しかし世界的に、新しいリーダーはなかなか現れません。次世代のリーダーとして颯爽と登場したオバマ大統領の人気も陰りが見えているようです。

リーダーは創られるものだという考え方があります。「みんな違ってみんないい」人間の能力・総合力には、そんなに差があるとは思えません。しかしチームをまとめる能力にたけた人はいます。人が統治できる人数は20人から30人、それが限界ともいわれます。チームを積み上げた組織により社会を運営することの合理性を今一度、住民、行政、議員それぞれが考え治すべきと思います。

脱政党・脱組織と言われますが、それは旧態依然とした自己改革できない組織ではなく、課題に応じて柔軟に変化できる組織に生まれ変わるべきであることを示唆していますが、けっして組織が無くて良いということではないと思います。

縦糸・横糸をバランスよく織り込んだ織物をイメージして運営を考えなさいと、尊敬する先輩から良くアドバイスいただきました。

リーダー不在は、リーダーを生み出そうとしない私たち国民にも責任があるように思います。

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2010年11月 3日 (水)

しんば賀津也「2010政治セミナー」

今日は、ナビスコ杯の決勝戦、ジュビロが勝ちました。自信は実力につながるということを示しました。これで連続8試合負けなしでしょうか!磐田市の活力、企業の活力にもつながります。これからもおごらずに着実にランクアップして欲しいですね。

応援に行きたかったのですが、恒例になったしんば参議院議員の国政報告会があったので断念。組合の人たちとセミナーに出かけました。

2010 しんば議員の話の骨子は、現代日本人についての問題意識です。何でも人のせいにする自分で責任を取らない風潮、それが今の日本をダメにしていること、政治の世界にも同様の問題が存在すること、その結果、国益を守る力が弱くなってきていることを指摘しています。

尖閣諸島や北方領土の問題にしても、経済の問題にしても、まず政治家が自民党だ民主党だみんなの党だという前に、当面する問題にみんなで協力して立ち向かわなければだめだ。民主党は経験が浅い。自民党は体質は古いが経験がある。力を合わせることが必要だ。という認識です。

同感です。市政は二元代表制なので、市長がしっかりしていれば、すぐに問題が顕在化することはないと思いますが、すでに様々な課題が表れている地域コミュニティーの再建という難題には、議会が一体となって取り組まなければ、安心・安全の地域社会は守れないように感じます。私たち地方議員の責任として、肝に銘じたいと思います。

自分のことは自分で、家族のことは家族で、隣保のことは隣保で、町のことは町民で、市のことは市民で、ということがまず基本ですね。

そんなことを考えさせられたセミナーでした。

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2010年7月 9日 (金)

ワールドカップ

菅内閣の支持率が日を追って低くなってきました。内閣としての仕事をしていないにも関わらず…。消費税が導入されると決めつけて、菅内閣の責任を追求するということなのでしょうか?政権は変わりましたが、自民党時代からマスコミ報道を中心とした世論?は何も変わりません。政権交代よりも世論形成の改革が必要なのかも知れません。

日本人は何故、自分たちのリーダーの失敗ばかりを見るのでしょうか?悪いところばかりを見るのでしょうか?たとえ間接的にでも、私たちが選んだリーダーです。叱咤することは大切ですが、みんなで支えることが必要ではないでしょうか?

Photo 今日、磐田市役所で、日本代表の川口選手と駒野選手に市民賞?が渡されました。ワールドカップでは日本チームが良く健闘しました。残念ながら決勝トーナメント初戦で負けましたが凱旋です。日本全体が磐田市でも、選手・監督におめでとう、ありがとうという言葉が送られました。

Photo_2 期待に対してどうだったか?が評価になります。今回の日本チームは、4連敗し恐らくワールドカップは期待できないだろう!という状態で本選に向かいます。結果、格上のチームに勝ち決勝進出ということになりました。

政治は、自民党であれ民主党であれ、政権運営をしようとすると足を引っ張られる状態が続いています。みんなで助け合い生きていこうと小学校では教えているのにもかかわらず、実社会それも日本の中枢がこんな状態にあることを恥ずかしく思います。

結局、今の日本が置かれている閉塞した状態(けっして貧困や破たんの状態ではありません)から抜け出す方法は、誰にも分からないということなのでしょうか?分からない時には、みんなで知恵を絞り、方法を選択し、失敗覚悟で挑戦し、その結果を踏まえて修正をし、また粘り強く挑戦を繰り返すことしか、道はないと思います。

サッカーの日本チームは、守備的なフォーメーションで決勝に進みましたが、勝ったから良かったものの、やってみないと分からないリスクの高い挑戦ではなかったでしょうか。決断した岡田監督の胸の内はどんなだったでしょうか。拍手を送りたいと思います。

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2010年5月29日 (土)

日米関係

福島消費者相を罷免、今日の朝刊の第一面です。

民主党のマニュフェストには、日米安保条約についての記載がありませんでした。したがって鳩山内閣は、地元の理解を得られない普天間基地移転の当面の対応として、辺野古案を廃案として県外や国外への移転出来ないか?という当面の問題に絞って、その方向を模索してきました。

一連の動きはマスコミ報道され、批判の対象となりました。首相の発言や行動、リーダーシップのあり方については、報道でいろいろ取り上げられていますので、私などがコメントする立場ではありませんが、この経過を自分なりに考えてみることは大事だと思います。

いくつかの事実や課題が明確になったと思います。
①沖縄の人たちの御苦労と意識・感情がはっきりしたこと。
②沖縄以外の国民(自分も含め)が安全保障の問題に正面から向き合わず、基地が自分の家の近くにあることが良いか悪いか?という考えから前に進まないこと。
③安全保障と言う国の根幹にかかわる政策を、思想の異なる3党連立政権で取り上げることに無理があったこと。
④日米安保条約や日本の安全保障のあり方についての議論はほとんど行われなかったこと(政府もマスコミも避けていること)

などです。その特徴的なものが、「福島消費者相を罷免」という今日の新聞のタイトルに表れているような気がします。連立政権がどうなるか?鳩山内閣がどうなるか?がマスコミの関心となり、また沖縄県民はマスコミから忘れられてしまうことが危惧されます。

良い機会であるし、冷戦終結後に見直しがあったとはいえ基本的な考え方は1960年から続いている日米安保条約に正面から対峙する良い機会ではないかと思います。

地方とは言え、政治を志すひとりとして、自分なりにも聞きかじった知識だけではなく、この機会に勉強しながら日本の将来を考えてみたいと思います。

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2009年8月 6日 (木)

夏に思う

クリントン元大統領が、北朝鮮にいき拘束された記者二人を解放しました。拉致の問題についても解決を要請したという新聞報道です。

1910年、日本は現在の韓国と北朝鮮を併合しました。それから100年になります。太平洋戦争は、1945年に日本の降服で幕を下ろし、韓国・朝鮮は解放、しかし、朝鮮戦争により北緯38度でふたつの国に分かれることになりました。

そうした歴史の延長線上に拉致問題があるということのようです。今の北朝鮮は、アメリカとの関係を修復し、何とか国を立て直したいということですが、そのやり方が、核やミサイルの威嚇だったり、拉致の問題を交渉に使うなどの、世界の常識からは外れたやり方を取っています。

交渉は、相当難しいとは思いますが、日本民族も日本文化も、その多くは朝鮮半島を経由して入ってきた歴史があります。日本人とは兄弟。少なくとも政治家は、日本人としての歴史観を持つとともに、朝鮮人・韓国人の歴史観も勉強し、冷静に根気強く交渉を続ける心根を持って欲しいと思います。けっして、党利党略や人気取りにならないように・・・。

今日、6日は、広島の原爆記念日。アメリカ人の6割は原爆投下はやむを得なかった、判断は正しかったと考えているというアンケート結果が新聞に載っていました。悪を懲らしめる的な見方もあるとは思います(当時の日本は悪?)が、日本人とアメリカ人の考え方の違いにも驚きます。

こうした歴史や風土、考え方の違いのある中で、国際関係を創っていくということは、非常に難しいことだと思います。が、既に東西の壁は崩壊し、経済はグローバル化しています。民主党の安全保障政策が不明確だと言われますが、民主党が国民政党であるということは、私たち国民の安全保障に対する認識が不足しているということも言えます。

是非、オープンな議論も含め、民主党主導で、真に国際社会に通用し、平和を担保する安全保障政策を創って欲しいと思います。

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2009年5月28日 (木)

核実験

今日は臨時議会で、人事院勧告があった期末手当(上期賞与)の減額に関する条例改正について審議しました。財政状況を考えて、減額するのはやむを得ないと思います。しかし、減額のレベルが良いかどうかの判断は難しいと思いました。人事院が代表して調査をし、一定の数字を決める。それを、全国の自治体すべてが踏襲する。ひょっとしたら、誰もが満足しないが、どこからも不満の出にくい方法かもしれない。という気もします。

「やむを得ない」という判断で賛成をしました。全員一致です。この「やむを得ない」も、誰もが傷つかない上手なやり方かも知れません。

しかし、これから経済成長が難しい日本(だけでなく先進国全体)の中で、社会の活力を高めていくためには、これまでの曖昧な方法では限界があるのも、また事実と思います。

公務員も、労働三権のもと、権利の行使と義務の遂行をする時代かも知れません。また、公共とは何か?労働と公共は両立するのか?といった哲学について、考えることも、議員として選ばれた自分の使命かも知れませんね。
Photo Photo_2 ・・・写真は、会派室です。ここがこれからの政策発信拠点に!!

ところで、北朝鮮が核実験をしたという報道がありました。今日の夕方、「原水禁の代表と会う」と言って、議長が急いで会派室を出ていきました。その後、見付通りを通ると、原水禁のメンバーかどうかはわかりませんが、核実験反対のデモ行進をしている姿を見ました。

オバマ大統領が、核軍縮をすると言った矢先に、どうしてこういう態度に出るんだろう?という思いと、既に核を保有している国が、経済や国際政治をリードしている中で、遅れてきた国には、保有するな!という論理は、発展途上国の立場に立てば、先進国の傲慢と言われてもしかたない。といった思いが交錯します。

環境問題もしかり、先進国の失敗をするな?といって、発展途上国にまで、二酸化炭素を減らせとは言えず、消費大国のアメリカの出方を、その他の国が覗っている環境サミットも、なかなか思うようにはいかないようです。

格差の時代です。格差が拡大し、なかなか思うように政策を打てない日本以上に、世界の国々の格差は大きくなっていると聞きます。同じ民族の日本国内でも格差が開くとぎすぎすしてくるのに、民族も歴史も宗教も違う国々の格差がどんどん開けば、その結果は火を見るより明らかかも!

インフルエンザの対応で、厚生労働大臣が、冷静に!とよく言っていましたが、経済の回復も、環境問題も、ましてや核拡散の問題も、冷静にゆっくり一歩いっぽ進めて欲しいものです。私も、身の周りの環境や安全に目配り・気配りしながら、少しづつでも地域社会の改善に役立つことをしたいと思います。

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